いや…驚きましたね………
先月は結局二本しか記事を投稿できませんでした。

あと前記事で、PSVita 咲-Saki-全国編 Plus で天和を和了ったのはハルちゃんだけと書きましたが、あれはウソだ。
役満のスクショを整理していたら、冷たい透華さまが三回、シロとちゃちゃのんとハルちゃんが各一回、計六回出てました。
いやなんでこんなこと忘れてるの…
肝心の優希は、天和どころか清澄メンバーで一人だけ役満未和了。悲しい。
ちなみにいちばん役満を出しているのは咲さん。なんと断トツの百二十七回!
二位ははやりん(28)と咏さんが同順位で、二十二回です。

デジタル版ヤングガンガン 2018 No.14【デジタル限定グラビア増量版】 [雑誌]
Posted with Amakuri
スクウェア・エニックス, 天酒之瓢(ヒーロー文庫/主婦の友社刊), 加藤拓弐, 黒銀, はっとりみつる
スクウェア・エニックス
2018-07-06

では以下、大好評発売中ヤングガンガン14号掲載の咲-Saki-第192局の紹介記事です。
ネタバレ注意でお願いします。

決勝戦・先鋒戦

東一局二本場(承前) 親・優希
  ドラ

ダブリー一発ツモの親満からの役満天和、さらに再びのダブリーと、勢いの止まらない優希に、すこやんもびっくり。
saki-192-002-01

いや…驚きましたね………

二年半ぶりにセリフを喋ってしまいました!
天和
私は一度も出せたことないですし
対戦相手に出されたこともないです…
  • ×出されたこともない
  • ○出させたこともない
優希の天和がインハイ史上初ということなので、さすがのすこやんも少なくともインハイでは天和を和了っていないことは分かっていましたが、その後の十年近いプロ生活でも一度も無いとおっしゃる。

そして、同卓者たちの反応も
東風娘──
多少暴れるくらいはかまわないと思っていたが
予想以上の疾風迅雷
インターハイで天和が出るなら尭深か淡だと思ってたけど…
今のさすがに痛かったな
和ちゃんの学校の先鋒…片岡さん
ドラなしでその火力と速度──
手がつけられない
と、優希のダブリーと同巡に玄さんが切ったを、ガイトさんがポン。一発消し+ツモずらし。
優希に行くはずだったが照に流れました。
そしてもちろんこの
優希の聴牌

西西
優希の一発ツモ牌。ガイトさんのポンが無ければ、ダブリー一発ツモ平和の4200オールでした。
その頃、阿知賀控室。
この恐るべき怪物に圧倒されている憧に、穏乃が唐突に
saki-192-005-03_04
saki-192-006-01
なんかね、この否定の仕方、思ってもいなかったことを突然言われたという感じの反応には見えず。
実は結構意識してたのかな?なんて。
あと、和からすると穏乃と優希も似ているわけで…
と、卓の方では優希がを引いて、2600オールの二本場は2800オールをツモ和了ります。
こーこちゃん曰く、ガイトさんの「結果的ファインプレー」により親満ツモは逃しましたが、これもかなりの高打点。
食い流しぐらいでは止まらない優希の勢いを感じる…
決勝戦・先鋒戦東一局二本場
学校選手開始時得失点終了時
東家清澄
片岡 優希
166300+8400174700
南家臨海女子
辻垣内 智葉
77900-280075100
西家白糸台
宮永 照
77900-280075100
北家阿知賀女子
松実 玄
77900-280075100
これで清澄と他校の差は99600点差。
しかし日本最強の解説者は言います。
準決勝でも阿知賀女子が15万点以上の差をひっくり返して1位になっています
10万点差が試合を決めるとは思えません
特に───
インターハイ決勝卓では

東一局三本場 親・優希
  ドラ

優希、玄さんのをチー。
続いて照のをポン。
saki-192-009-04_07
ここは明らかに玄さんを意識したドラ受け塔子落とし。
玄さんも対策されていることを察しているような表情です。
優希の和了

  ツモ    
一通のみ、500オールの三本づけと、一転して安手を和了。
優希の手の速さと打点を警戒した他家の隙を突くような、軽快な打ち筋…と言っては褒めすぎでしょうか。
決勝戦・先鋒戦東一局三本場
学校選手開始時得失点終了時
東家清澄
片岡 優希
174700+2400177100
南家臨海女子
辻垣内 智葉
75100-80074300
西家白糸台
宮永 照
75100-80074300
北家阿知賀女子
松実 玄
75100-80074300
白糸台控室の面々も優希の打ち筋に驚いているようですが
そういえば一昨日 テルー言ってた!
一昨日というと準決勝第一試合、つまり阿知賀編実写版のメインの部分ですね。
saki-192-011-05
その夜、清澄の準決勝前夜でもあります。
照は清澄の二回戦を見て、優希の速度が「だんだん早くなってるような」気がしており、久の作戦(の効果)に、かなり早いうちに気づいていた──
しかし、淡が注目しているのは清澄ではなく、阿知賀の先鋒。
それを受けて、菫も
化け物だな
阿知賀のドラゴンロード
その玄さんの本局の最終牌姿は
玄の手牌

タンヤオドラ6の一向聴。
とカンチャンを引けば倍満聴牌でしたね。
を切れない窮屈さ、もう一枚のを引いた時の難しさはありますが、決まれば役満のダメージぶんをチャラにできる手でした。
優希の早仕掛けは、これを封じるための躱し手なんだじぇ!

東一局四本場 親・優希
  ドラ

優希の配牌

西西
この配牌。
に、臨海女子のこのお二人は
saki-192-015-02
いや配牌二向聴でも十分に早いと思いますが…まあ高速降りるとランプを時速80㎞で走っててもなんか遅く感じるみたいなことですかね。
この配牌なら普通は234の三色を視野に面前で組みたいところ、優希の第一打は、そう。
さらにガイトさんのをポン、玄さんのをチー。
saki-192-016-01_02
捨て牌が見えていませんが…つまり、がドラなので玄さん以外に入る事は無く、このカンチャンは絶対に埋まらないし、123のチャンタ三色も不可能。
同じ理由で赤二枚が来ないは薄く、カンの方が実質枚数が多いゆえのカンチャン受けということ。
要するに、これはアリ…ガイトさんの読みは普通に当たっているように思われます。
ただし、チャンタ狙いなら実質的なシャンテン数は下がっていません。
西西 部分に有効牌が引けなければ負けだし、そもそもうまく和了れたとしても、2000点からのの安手(役牌と嶺上がつけばそこそこ高くなりますけどね)。

三本場と同様に、本局も優希には打点よりもスピードを採るべき理由があるのでしょう。

それは照も感じていました。
saki-192-016-05
(8月3日発売ヤングガンガン№16 第193局へつづく!)

咲-Saki-第18巻充塡率(適当)100.0%
咲-Saki-第19巻充塡率(適当)16.6%

 咲-Saki- 17巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
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小林 立
スクウェア・エニックス
2017-11-25