昔妹に買ってもらったけどずっとクローゼットに吊るしっぱなしだった黒いパーカーが、よく見ると実写版でセーラが着ていたやつにそっくり(まあ全く同じものというわけではありません)。
というわけで最近はよく着ています。
というわけで最近はよく着ています。
では以下、大好評発売中ヤングガンガン07号掲載の咲-Saki-第187局の紹介記事です。
ネタバレ注意でお願いします。
5~8位決定戦・大将戦
南三局 親・竜華 ドラ Ⅱ
無極・モードの竜華の五巡目。
竜華の手牌
②②③④④①ⅥⅥⅦ一二二二 三
何切る?
誓子の候補手①④はカンチャンやペンチャンが残り、②だと筒子の伸びに対して少し固い。②②③④④①ⅥⅥⅦ一二二二 三
成香おススメのⅥが確かにいちばん柔軟でしょうか。
しかし、竜華が切ったのは──Ⅶ!
これだと中膨れを含む三対子というかなり悪い形になってしまいますね…
しかし、ここで奇妙な連鎖が起こります。
末原さんがカンⅦをチーすると、その捨て牌を爽がチー。そして爽の捨て牌八を末原さんがポン。
今の…
ちょっと違和感あるな…
なんかキモい…
ふたりとも鳴かされた……?
竜華の手牌
②②③④④①ⅥⅥ一二二二三 ③
いやⅥ切ってたら未爽の鳴きラリーは起こらず、③は爽がツモってたのでは…?②②③④④
でも針生アナがそんな勘違いするかな…ここはよくわかりません。
竜華の聴牌
②②③③④④ⅥⅥ一二二二三 三
絶好の引きで
この捨て牌二を、末原さん、今度は両面チーして聴牌。②②③③④④ⅥⅥ一二二
タンヤオのみですが、トップ千里山と200点差なので安目でも再逆転です。
恭子の聴牌
⑦⑦ⅢⅣ ⅦⅥⅧ 八八八 二三四
更に、爽も聴牌。
⑦⑦ⅢⅣ ⅦⅥⅧ 八八八 二三四
爽の聴牌
ⅠⅢⅢⅣⅣⅤⅤⅥⅧⅧ ⅨⅦⅧ
清一色一通ドラドラの倍満手──ⅠⅢⅢⅣⅣⅤⅤⅥⅧⅧ ⅨⅦⅧ
末原さんから鳴いたのはⅨでしたか。
しかし、爽は末原さんに頭ハネされて和了れませんね。
ここで竜華が摑んだのは、末原さん(と爽)の当り牌、Ⅱ(ドラ)でした。
が、竜華はこれを一と入れ替え、二盃口を崩して七対子に組み替え
からの
竜華の和了
②②③③④④ⅥⅥ二二三三Ⅱ Ⅱ ツモ
タンヤオツモチートイドラドラの親っパネ!②②③③④④ⅥⅥ二二三三Ⅱ Ⅱ ツモ
この大将戦で南二局まではひとりマイナス収支だったのが、逆に他三人をすべて沈めてひとり浮きに!
家 | 学校 | 選手 | 開始時 | 得失点 | 終了時 |
---|---|---|---|---|---|
東家 | 千里山女子 | 清水谷 竜華 | 117800 | +18000 | 135800 |
南家 | 姫松 | 末原 恭子 | 117600 | -6000 | 111600 |
西家 | 有珠山 | 獅子原 爽 | 61300 | -6000 | 55300 |
北家 | 新道寺女子 | 鶴田 姫子 | 103300 | -6000 | 97300 |
竜華の手牌の一枚の他に爽の河に一枚切れていましたが、竜華に見えない二枚は牌山ではなく姫子が対子で持っていました。
もしかして無極点竜華にはそこまで読めていた…?
まさかな
南三局一本場 親・竜華 ドラ ?
末原さんのモノローグで、竜華のゾーンが有効なのは短くて1局 長くて3局
という設定が判明。二局が終ったので、最大であと1局耐えれば…
いや…いちども破ることができていない無極点竜華と真っ向勝負することを決意した末原さんは、記憶を探ります。 上家は荒川憩ちゃんぽいけど…もしそうなら、三箇牧の冬服…てことは去年の秋季大会か今年の春季大会の関西予選みたいな試合でしょうか。
そんな弱気やったらあかんやろ……!!
勝つんや!
こいつに!!
恭子の配牌
三六六七ⅡⅧⅧ⑦⑧北北南發
ドラが不明ですが、高くするには時間がかかりそうな手…三六六七ⅡⅧⅧ⑦⑧北北南發
でも速攻は通用しない、裏をかいてもおそらく負けるだけ。
それならば またか!ゆーこの堅実な打ち筋も模倣してほし…
シノハユの野津部長も自分の良く知る強い後輩たちの打ち方をイメージすることで大逆転してたし、これはアリですかね…?
局面が進み、竜華が切った六に一瞬反応する末原さんの手牌は
恭子の手牌
南南南⑦⑧⑨六六七ⅧⅧ北北
ダブ南が暗刻になっているのでいつもの末原さんならポンをして加速するところですが、洋榎なら…と、ここはグッと我慢。南南南⑦⑧⑨六六七ⅧⅧ北北
しかし無駄ヅモで手は進まず。 モタついている間に、怖い親リーがやって来ました。
(4月6日発売ヤングガンガン№08 第188局へつづく!)
咲-Saki-第18巻充塡率(適当)75.0%
コメント
コメント一覧 (13)
これで時間制限がなければ魔物すぎる
そういえば部長も他の子を意識して闘牌したことあったような気がします
跳満がやけに多い某ゴーグルOGの影響とかないかなーと期待してます(笑)
シノハユ記事のコメントでゆずのオカルト読み=プロトタイプ洋榎的なことを言いましたが、セオリー外の打牌で裏目を避けていくのはむしろ無極天に近いかも。
怜はちひに、竜華はゆずに、天賦の才を伸ばしてもらっていた…?
あと阿知賀編の頃から言われてますが、無極天は「天」と「点」どっちなんでしょうね?
欲を言えば、穏乃の山の支配や、天江の絶対安全圏ともぶつかったところを読んでみたかったです。
それにしても、これ五決戦か?というくらいレベル高いですね。
※1 jyushisirin様
長野会場の警備員さんが言っていた「全国区の魑魅魍魎」という言葉に違わない選手のひとりですねー。
普段があんな感じなのがまた。
※2 K@DS様
シノハユの全中と違って赤入りなので高打点は出易いですね(出易いとは言ってない)
まあセーラや竜華の場合あまり関係ない気もしますが(笑)
無極てんは…ぐぐってもよくわからないのでそのうち説明があるといいですね。
※3様
言われてみれば…と調べたら、第62局のサブタイトルが同じですね。
そっちはマホによる模倣でしたが。偶然か、立先生の意図か。
※4様
どっちなんでしょうね。
どちらにも違うカッコよさがあると思いますが。
※5様
天江は淡の予測変換ミスかな?
アニメ版では少し描写がありましたが、確かにもっとこう、がっぷり四つという感じで見たかったかもです。
レベルの高さについては私の雀力では何とも…誓子や成香の言ってることが何となくわかる気がするだけですけど、それでも楽しめるのが咲-Saki-なのです。
・オカルト読みによる裏目回避
・速度は遅いのに速攻で流せない(どっちも河を見ると10巡越え)
・ゾーンは3局まで?(慕でさえ3局は何もできず)
あと、末原ちゃんが感じているもどかしさは、竜華の準決勝オーラスにおける状況とそっくりなのは皮肉な話。
安手でもいいから和了れば勝てるので速攻するつもりが、有効牌を一向に引けないままズルズル行ってしまうあたりが…
しかし、末原ちんの脳内イメージはどうにかならんのかwなんで出てくるメンツ皆裸やねんw
こっちでいけばよかったのにな
※7様
ずっこい!
※8 K@DS様
いつもながら深い分析すばらです!
この連荘を誰かが止めたとしても、オーラス0本場で末原さんが高打点一発でまくらないとアレが来るのが確定してますしね。神はどこまで末原さんを試す?
※9様
普通の魔物ってこれもう(ry
怜-Toki-の方でもイメージ映像は裸がデフォルトのようになっているし、困ったものですな(棒)
※10様
発動は本人の意思ではない感じですね。
でもフナQによると淡はその上を行くということですし、勝てたかというと微妙ですが…
単純にこの状態(ポーズ)で戦う所を見たかったですね。
コメント有難うございます。
御無怜