咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A「第4局」 | MBS動画イズム 無料見逃し配信動画先日こーこちゃん役の川口智美さんのブログを見たら、ふくすこ焼肉デートの(セルフ)スクープ動画が貼られていました。
恒子「すこやーん」
健夜(スマホポチポチ)
恒子「すこやん」
健夜「?」
恒子「動画でーす」
健夜「…あはっ」
いやもう公式?のふくすこの絡みを見たのは一年半ぶりなので、五臓六腑に染み渡る。
ありがたや…ありがたや…
さて、感想でも書こう。
県予選開幕

大会名から「選手権」が消えてますね。

阿知賀メンバーが会場に入ると、マスコミに囲まれる→でも実は晩成目当てでしたぎゃふん
というギャグは、もっと演出を工夫してほしかった。
だってこの引きのカットで晩成の子が全く見えないのに、ドアが開いて阿知賀の子が見えた瞬間に「来たぞ!」とか言ってるし、実際に阿知賀を囲んでるのはおかしいでしょ。
晩成は実はここにいましたーナルホドね!ってならないと。
で、後から来た晩成レギュラーの中に、初瀬がいます。
この前コンビニ前で会った時は補欠と言ってたのに、あれからものすごい努力をしてレギュラーになったようです。

憧に対して、阿知賀を見下すようなことを言う初瀬。
たった二か月でレギュラー入りしたルーキーがずいぶん強気じゃないか。
一回戦・二回戦
原作では一回戦から晩成高校に当る展開でしたが、トーナメント表の組合せが変りましたね。
盛上がりという点ではどちらも同じでしょうけど、上の初瀬のセリフを言わせるためかなと思いました。
対局シーンのダイジェスト映像とともに、阿知賀の各選手のオーダー、能力がハルちゃんによって語られます。
先鋒は玄。
ドラを集める力、その火力で、チームに勢いをつけるには持って来い。次鋒は宥。
寒がりなせいか、暖色系の色の牌が集まる。
あと、対外試合でもいろいろな順番を試したけど、玄の後だと勝率が高いのよね。中堅は憧。
阿知賀きっての理論派。
どんな状況でバトンが回ってきても冷静に流れを戻すことができる憧には、中盤を任せたい。副将は部長の灼。
得意技は多面張。
勝敗の分かれる終盤で、的確に叩くべき相手を狙い撃ちできる。そして大将は穏乃。
メンバーの中では一番失敗も多い。
でも、山で過ごした経験が確実に麻雀に表れ始めている。
実力者が集まる大将戦でも、その力は通用するはず。
阿知賀女子、二連勝で決勝進出です。
トーナメント表を見ると二回戦は上位二校が決勝進出のようですが、阿知賀は大差でトップ通過──と、紀子ちゃんが言ってました。
まさか阿知賀が決勝に来るとは思っていなかった晩成ですが、紀子ちゃんが急遽牌譜を持ってきました。
大きくなったね
ここで、阿知賀の強い味方が登場。
いきなりダダダダーッと押し寄せてきたのは阿知賀こども麻雀クラブの七人、と望さん。

ギバードちゃんは本当にアコチャー大好きですね。
あらたそ一人だけ蚊帳の外でさびし…
しずちゃんは足を引っ張らないようにしてほしい所存…
山谷ひなちゃんの所存が聞けるとは!
ちなみに咲-Saki-キャラには「ひな」という名前が多いので、ウチの咲-Saki-アイコンシステムでは山谷ひなちゃんのCSSクラス名を「shozon」にしております。
さて、こども麻雀クラブの子たちも四年経ってキャストが変りました。そりゃそうか。
辰巳春菜ちゃんは背がすごく高くなりました。
立先生の設定では小六なのに168cmで、ハルちゃんを除く阿知賀のメンツの誰よりも高いという。
ちゃんと大きい子をキャスティングして来ましたね。
キャラクター | 身長 | キャスト | 身長 | 生年月日 |
---|---|---|---|---|
志崎綾 | 151 | 稲川美紅 | 152 | 15/09/22 |
石井菜央 | 145 | 19/11/14 | ||
山谷ひな | 134 | 本間菜穂 | 135 | 16/04/02 |
望月咲希 | 131 | 19/08/12 | ||
桐田凛 | 152 | 大石凛 | 151 | 17/04/23 |
森田 | ??? | 19/09/** | ||
ギバード桜子 | 138 | アンナ | ??? | 14/02/** |
サラ | ??? | 20/10/** | ||
佐々岡よし子 | 158 | 澤田 | ??? | 16/05/** |
鴫原 凛 | ??? | 21/03/** | ||
辰巳春菜 | 168 | 久保田 | ??? | 14/12/** |
直井美優羽 | 150 | 19/07/02 | ||
米田未来 | 143 | 木野 | 147 | 18/05/17 |
竹下えれな | ??? | 21/02/** |
生年は(一番人数が多い)COURAGE KIDSの表記に合わせ、平成です。
決勝戦
いよいよ決勝。
先鋒戦:玄 vs 小走先輩 vs 他二名


小走先輩は、せっかく紀子ちゃんが牌譜を用意してくれたのに、玄のドラ爆を「偶然」としか思わず、あっさりと負けました。
奈良最強選手なんだから、せめて「こいつには何かあるぜ…ッ!」的な反応を見たかったです。
玄さんの圧勝はいいとして、王者のうちゅしじも無く、かなり期待外れな闘牌でした…
次鋒戦:宥 vs 丸瀬紀子 vs 他二名
「大丈夫。私が次鋒戦で追いつく」と言って出てきた紀子ちゃんですが、オーラスのこれ。
一一一六六八八八中中 中 ロン 二二二
無警戒で中を切って満貫放銃。
事前にデータ見てたのに。
追いつくどころか、差は拡がってしまいました。
私が何とかします。
向こうの中堅の打ち方は、よーく知ってますので
中堅戦:憧 vs 初瀬 vs 他二名
そして因縁の対決
晩成から逃げたあんたには、絶対負けない

打ちながら、憧は初瀬の成長を痛感します。
でも、もう迷いはありませんでした。
ドラは七。憧、白をポン。
実況によると、初瀬に萬子気配が濃厚のようですが、憧の河も萬子が高い。
西一Ⅰ南ⅧⅥ
④⑧Ⅱ①Ⅸ發
發北
最後の方の「發の対子落としからの北切り」を見て、初瀬は憧がオリたと判断。
そして
一一一三三三四六六七七八
えーまず 二五 と四単騎、それに 五八 の両面と…あっ、中膨れ単騎七…私、ここまで何十秒かかったでしょう。
初瀬は一瞬で五面張と判定。
メンチンドラドラ、リーチで裏が乗れば三倍満まである。
これを和了れば逆転という状況で、迷わず九を切ってりーt
三四五七八⑨⑨⑨北北 九 ロン 白白白
これがハルちゃんに推奨された「ずる賢い」スタイルなんですね。
初瀬──あたしは晩成から逃げたんじゃない
阿知賀を選んだんだよ
副将戦:灼 vs 上田良子 vs 他二名
対局開始前、上田さんから部長なのが意外と言われた灼、部長に任命された時のこと、ネクタイを渡された幼い日のことを思い出し、かつて同じく部長だったハルちゃんが感じていたであろう重圧を思います。
ここは原作だと全国大会の準決勝での回想になりますが、ここで来るんか──小沼監督。
その回想の中で

ブラウン管のテレビです。
公子さんが若い頃に買って、地デジ移行後もモニターとして使っているのかも。物持ちがいいんですね。
というかこの画面に!
ハルちゃんの対面の野依さん(新道寺の制服!)と上家のはやりん(18)が、ほんのわずかだけ映っています。
でも下家のすこやんだけが見えない。
ひょっとして黒いモヤモヤがそうなのかな?なんてことだ…
そう、こんなところで躓いている場合じゃない
このネクタイ、まずは全国に届けなくちゃ!
オーラス一本場。親:灼
②③④五六七ⅢⅣⅤⅥⅥⅥⅧ Ⅷ ロン
上田さんからの放銃です。
晩成高校、副将戦でも逆転できず!
大将戦:穏乃 vs 巽由華 vs 他二名
南三局 親・穏乃の下家 ドラ ④
①②④⑤⑤⑤⑥⑦⑧⑨ⅤⅥⅦ ③ ロン
巽由華さん、一通ドラ4の跳満を穏乃に直撃!
これで2900点差になりました。
三連続で和了られた
この人、強い…!
晩成の猛追が止まらない!
南四局 親・由華 ドラ ?
上家優先ルールなら、2900点で晩成が大逆転優勝。
穏乃は静かに目をつむり、山をイメージします。
これまで走り回っていた山々がはっきりと見えると、かっと目を開き、ツモった牌で

二二七八九③④⑤⑥⑥中中中 二 ツモ
インターハイ奈良県大会は、急迫する晩成を退けた阿知賀女子学院が優勝しました。

壁ではなく机に拳を叩きつける上田先輩。
そして、抱き合って喜ぶ阿知賀メンバーが映し出されるモニターを、唇を嚙みしめて見つめる、初瀬。
戦い済んで
憧といっしょに
こども応援団も加わって、ロビーでお祭り騒ぎの阿知賀女子のところへ、初瀬が訪れます。
やがてみんなは会場外へ。
穏乃が一声かけて、憧を残して去ると
初瀬からまず、謝罪の言葉が。
そして、笑顔を作りながら、涙声で
阿知賀、いいチームだね
憧が行きたかった気持ちがよく分かった
私もね、ほんとは
憧と一緒に晩成入って
憧と一緒に全国行きたかったんだ
この完璧な愛の告白に、憧は
ありがとう、初瀬
あたし今日初瀬と戦えて嬉しかったし、楽しかった
また来年ここで、決勝で会おう
えー来年まで会わないんだ…ということはお見送りも無しですか。
というか、ここがお見送りシーンなんですね…
トシは何しに奈良県へ?
報道陣から解放されたハルちゃんが振り返ると、この人がいました。

熊倉先生…「監督としてのあなたも見ておきたかったから」というのはいいとして、岩手は県大会終わったんですか?
ちょっと……
相談があってね
アイコンが宣材写真ですみません!
東京で会うまで待てなかったんでしょうか?
全国で待つ者たち
同じころ、長野県では清澄高校が優勝。

一か月後。
ハルちゃんの運転で、強豪が待つ東京へ出発──
というところで、全四話がひとまず終了。
特別編に続きます。
次回予告

タノシミ!(不謹慎)
コメント
コメント一覧 (16)
>玄の後だと勝率が高いのよね。
ここは良い説明だと思った
お姉ちゃんだから妹が作った勢いとリードを保とうとするし
原作のように失点してたら取り返そうとする
だからど安定なんて呼ばれる勝率に繋がるんだろうね
このシーンは予想外・想定外、まさか子役2セットとは!
これなら劇場版で、全国大会の中継を子供+望+初瀬でTV観戦
&応援のシーンも期待できそうです。
>中堅戦:憧 vs 初瀬 vs 他二名
>そして因縁の対決
この対決シーンは大変勉強になりました。
初瀬がメンチンをテンパイ、『5メンチャンで逆転!』と
心の中で叫びます。私はここでビデオ止め、何を切ったら
5メンチャンか考えました。
数分かかって、六萬を切れば、二四五七八萬待ちで
5メンチャンかなと判断し再生、初瀬が切ったのは
・・・九萬でした。
ここでまた停止、検証しました。
九萬切りでも待ちは、同じく二四五七八萬待ち。
でも、憧の捨牌を見れば、中張牌より端牌の方がセーフティ。
さらに八萬で和了すればイーペーコーもついて1翻UP!
初瀬の方が 正着ですね。
でも・・・
どっちを切っても憧にアタリでしたね。
長文失
洋榎でもなければ避けようのない、まさしく老獪な出和了りが渋い。
小走先輩は、同じ立場の柚葉ちゃんみたく牌譜きっちり調べて「念には念を」入れてくると思っていただけに残念。
玄ちゃんは相手にドラ無し前提の打ち方をされた上でなお勝ったとなれば、互いの株も和了りそうだったのに。
>岩手は県大会終わったんですか?
シノハユで島根決勝が始まる頃には愛知大会が終わっていた例もありますが、人口=試合数の多い愛知が早く終わるあたり、地区大会の日程は地域によって異なるのかも。
それでも岩手→奈良は大会直前or直後に行くには遠すぎるので、トシさんは県大会に敵なしと見て最初から引率してないとか…?
※1様
ドラについては小沼監督がミスと仰っていたようですが、
すべてのドラは、玄に集まる…とは限らない世界でも、集まりがち、とは言えるので。
小走先輩の凛として強いところを見たかったです。
※2様
あまりにも自然なので、最初は「ああ、そんな設定あったかな」と思ってしまいました。
確かにとても良い補足になっていますね。
※3様
完全無欠な人間も集団も無いので常にミスはあり得ますけど、総体として良い作品になっているだけに、惜しまれます。
私は監督に申し上げたい。どんまい。
※4 咲が好きなオヤジ様
「九萬切り」という正解を知らない状態から考えたら、私ももっと時間がかかったでしょう…
RTD2017で優勝した平賀プロは、理牌していない状態でも即座に面清の待ちがわかるそうです。それは極端な例としても、強い人は初瀬くらいのことはできるのかもしれませんね。
※5 K@DS様
ありゃ、他にも和了り手順が?さすが清一色…
七萬切って薄いシャボテンにしてたら振り込まずに済みましたか。だけどオヤジ様の言う通り打点と効率の正着は九萬ですしね。
熊倉先生はテロップに「元実業団チーム 監督」と出ていたので、実写の阿知賀編では宮守の設定は出て来ないんでしょうね。もしくは霧島の巫女たちのようにほぼどこでもドアを利用できるとか(笑)
この“所存―”の女の子が誰なのか?こんな子居たっけかな?
・・・と、netで調べて行くと、とある人のHPから
ビッグガンガン誌に2012年に掲載されたの『阿知賀編』の
読切番外編にたどり着きました。
内容は穏乃や和が中学1年生だった頃、ひな(所存―の子)
の提案で桜子、綾と3人で阿知賀こども麻雀クラブ跡地?
を訪ねるという話でした。
森 ハヤシ氏は、この巻を読んで脚本を書いたのでしょうか?
この巻を読み進めて行くと、実写ドラマ第三局に使われた
「穏乃はしょっちゅう山に行っている」というエピソード
(穏乃母談)がありました。
私が“改変”だと思っていた所ですが、実は“オリジナル”で
あった訳です。
深くて・広くて、そして細かい咲ワールド、この先、迂闊
な発言はできんなぁと思っています。
コメント有難うございます。
まあ一度覚えたことを忘れて迂闊な記事ばかり書いているブロガーもいますし、ほんと気をつけてほしい…(私です)
また来年も咲-Saki-が盛り上がりますように!
2017年は咲に始まり咲に終わった1年でした。
長野編は”寝耳に水”状態で放映直前に気がついた
感じでした。
阿知賀編もTV化!とのニュースを聞いて、事前に
いろいろ語り合ったりしたいな~と場所を求めて
「一萬人の麓路」にたどり着きました。
ここで出演者のことや放映内容など発言できて
とても楽しかったです(身の回りに咲ファンが
まったく居ないので・・)。
このサイトには非常に感謝しております。
ありがとうございました。
本年もよろしくお願いします。
シノハユ35話で「湯町が三倍満(清一色)に振り込む!」などと言ってた全ツッパ娘・真葉ちゃんなら振ってくれそうですが(笑)
県内の高校生麻雀人口とか、長野県は普段から大きめの大会やイベントを誘致したり麻雀産業に力入れてるのかしら?とか色々考えるのも楽しいです。
※9 咲が好きなオヤジ様
遅くなりましたがおめでとうございます。
私も周囲に咲-Saki-どころかおたく仲間の一人もいないので、コメント欄で交流できるのはブログをやっていて嬉しいことのひとつです。
今年もよろしくお願いします!
※10 K@DS様
おっとまだ待ちがありましたか…
染め手、特に清一色は打点とともに待ちの多さも魅力の役ですねー(て、待ちがわからない人が言う)
真葉さん、元気かな…
※11様
人口比の反映でしょうけど、県大会へのエントリー数も奈良32校、長野58校と倍近く違いますからね。
言われてみると実写版の奈良の会場はつましいというか、アットホームな感じだなーと思いました。
万原にとって、湯町vs菰沢は自分たちを破った者同士という注目の試合だったのに、TV観戦してたのは曖奈さんと悠彗だけなんですよね。
全員1~2年生の万原は来年も戦う機会があるのに、みんなどこ行ったんだろう…
悠彗や湯町勢のイケイケ麻雀に毒され気味な真葉ちゃんは、ゆずや係長の手堅さをしっかり見ておいた方が良かったような(笑)
コメント有難うございます。
まあ曖奈さん+悠彗と一緒にいなかっただけで、別のところで見ていたと思いますよ・・・たぶん。
でも曖奈さんの解説があるのと無いのとでは大違いですね。そんなことでは来年のレギュラーは危ういかも。
来年、と書いてふと思いましたが、立先生の脳内ウネウネ七人のうち、未登場の二人は来年以降の新入生だったりして。
今年の補員も市大会で3タテした実力者なので。
万原と言えば、松江大会は決勝のみ2校勝ち抜けということは、組み合わせによっては湯町・万原の両校とも県大会進出も可能ですね。
さらに県1回戦で当たらなければ、決勝で松江2校が菰沢へのリベンジのため共闘なんてことも…
コメント有難うございます。
>決勝で松江2校が菰沢へのリベンジのため共闘なんてことも…
それがあるとしたら、曖奈さんが三年の来年が頃合いですね。
どうなるかなあ…いっぱい楽しみ増えてきた!