その記事はすぐに削除したから御覧になった方はほとんどいいらっしゃらないと思いますが、お騒がせしたことをお詫び申し上げます。
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A「第3局」 | MBS動画イズム 無料見逃し配信動画
さて、感想でも書こう。
麻雀部はじめました
春。穏憧が阿知賀の高等部に進学、麻雀部が正式に始動します。
和も団体戦にエントリーしてたっぽいからね
きっと出てくる
ここ、原作では穏乃のセリフですが、情報チェックをちゃんとしてるのはなるほど憧の方が自然かもしれません。
でも、原作でも少し引っかかった所ですが、今は四月でしょ?
このころ清澄高校高校麻雀部は部員が足らず、団体戦に出る話が出たのは原作では初夏──実写ではわかりませんがいずれにせよ入学シーズンよりも少し後──咲さんが入部してからですよね。
無理矢理補完して、(中学では)団体戦に(も)エントリーしてたっぽいからね、(高校でも)きっと出てくる、みたいに取っておきますか。
原作では見開き2ページで終った特訓の日々ですが、ドラマではここをじっくり描写してくれました。
このシーン、前回の予告で見た時は 原作のこのコマの再現に見えたので、龍門渕高校との練習試合があるのかなと思いましたが…またハズレ。つまりもう龍門渕や風越・鶴賀はたぶんずっと出て来ないんだな…と、察しの悪い私もようやくわかりました。
上のスクショは、衣ではなくハルちゃんに勝てなくて卓に突っ伏している穏乃。
もちろん穏乃以外もハルちゃんには勝てません。
玄さんがたまに火力で上回るくらい。
ここで、ハルちゃんから各部員の特長とそれを活かすアドバイスが語られます。
すごい牌譜ね。私もいろんな打ち方で試してみたけど、どうやっても玄のもとにドラが集まるのを防ぎようが無かった。子供の頃からだけど、これは強力な武器ね。
ただ、ドラを手元に残しておくことで振り込みやすいっていう弱点はある。(略)そのぶん、相手の待ちを読む力を鍛えないとね。宥のもとには中とか、萬子とか。暖色系の色の牌が集まる傾向が強いみたい。染め手が作りやすいメリットはあるけど、玄と一緒で(狙い撃ちされやすい)
攻めながら守る方法を、一緒に探って行こう点数も安定してるし、実は和了率が五人の中で一番高かった。ただ、時々無理してるよね。誰かの麻雀に近づけようとしてるみたいなの。
気持ちは嬉しいけど、今優先すべきは自分のスタイルを確立すること。四五六①①③④⑤⑥⑦⑧⑧⑧この特徴的な多面張は武器になる。もっと磨きをかけて!小学校の時より格段に成長してるわね。スピードと正確性が確実に上がってる。
ただ、そのぶん相手からしたら手を読み易い。相手によっては、目指す和了りを一段階二段階ひねってみる、そんなずる賢さを覚えて行って欲しい
まずアゲてから欠点・弱点を指摘し、個性に応じたアドバイス。
これには灼や憧も「はい!」と素直に良いお返事をせざるを得ません。
いやー、いい指導者だ。予選まであと二箇月しかないけど、阿知賀は確実に強くなりますね!
よかったよかった。
ん?一人アドバイスをもらえてない子が…
本人にせっつかれて、ハルちゃんは言いにくそうに
…いろいろ探ってみたんだけど、現時点ではこれといった特長が無いわね。
下手すると小学生の時より…
聞けば、穏乃は中学では山に行って走ってばかりいたと。知ってました
ハルちゃん「山」で何かピンと来たようですが、それについては語らず、そそくさと新任教師歓迎会@職員室へ行ってしまいました。
私だけ滅茶苦茶ダメ出しされたんですけど
いや、ダメ出しすらなかったような…
穏乃、足搔く
宥姉の能力を会得すべく、あったかくする穏乃(笑)。
喋り方まで似せているのがかわいい。
宥姉本人が指導しているのも笑いました。
何か見えないものが見える気がする…とか言い出したところで、憧により強制終了。
煮詰まった時はやっぱり
ボウリングに限る
灼先輩の差し伸べた手は、憧により即却下されました。
みんなの様子を(掃除をしながら)黙って見ていた玄さんが、ここで正論をビシッと
しずちゃん、いろいろと試したい気持ちはわかるけど、強くなるのに近道は無いからね
強くなるには、とにかくたくさん打つ。それしかない!
晩成高校との接触
練習、また練習。
すっかり暗くなった放課後、自転車を押しながら穏乃と下校する憧。
疲れた穏乃は甘いものを買いにコンビニへ。
外で待つ憧に不意に声をかけてきたのは、なつかしい顔。
憧は思わず笑顔でその名を呼び、駆け寄ります。
噂の岡橋初瀬さん(with 車井百花さん)。
初瀬の微妙な表情に、実写の車井さんは気を利かせたのか、「先に行ってるね」と外します。
車井さんがいなくなると、なぜ晩成に来なかったのか、憧に詰め寄る初瀬。
初め笑顔で対応し、赤土晴絵が監督であることを誇らしげに明かしたりしますが、初瀬のテンションは変わりません。
中学ではお前と同じくらいだった私が、毎日無茶苦茶頑張って
それでもやっと補欠なんだよ?
原作では「補欠どころかベンチにも入れず応援席」だった初瀬が微妙に出世してる…
でもレギュラーではなく補欠として出場するんですね。
ということは、不測の事態はあったものの、木村日菜ちゃんは実写の世界にも存在している…?
「昔の仲間と全国に行きたいから」晩成ではなく阿知賀を選んだ、という憧の説明に納得のいかない初瀬は
私、あんたには絶対負けないから
と、憧への激しい感情を露わにします。
きみレギュラーじゃないじゃん(笑)とはツッコめない雰囲気。
でもこの強烈な思いこそが初瀬を急成長させることになるんでしょうね。
やがて穏乃が戻って来たので憧はこの場を去りました。
原作で穏乃と車井さんがぺこぺこ頭を下げ合うところが好きだったんですが、まあここは実写版初瀬のシリアスな見せ場なので仕方ないかな。
そして、お待たせしました。
どしたー
ふ、増えてる…
木村日菜さんを除く晩成レギュラーを引き連れて、小走先輩の登場です。
阿知賀には赤土晴絵がついている、と聞いてやや臆する丸瀬紀子さん、ワクワクする上田良子さん、警戒する巽由華さん。
と、それぞれに個性が見えて面白かったです。
ただ、丸瀬さんは(原作のビジュアルから)攻撃的な性格というイメージがあったので、ちょっとアレ?とはなりましたが。
そして、小走先輩にまた名言が!
この奈良県で晩成が負けることは
未来永劫あり得んよ
続けて言った「ニワカは相手にならんよ」の語尾が繰り返される歌のモチーフのようで、非常にツボりました。
これは阿知賀編屈指の名配役かもしれない。
そこに山があった
別の日、学校の放課後。
初瀬の言葉を引きずってブルーな憧が部室に行くと、穏乃が一人でツモ+牌切りの練習をしていました。
このままじゃ私が足を引っ張ってるような気がするから
そんな穏乃を、憧は外に連れ出します。
部活をサボってまでやって来たのは、山。
久しぶり(三週間ぶり)に山に来たという穏乃、気分転換ができたようで、憧にお礼を言います。
そして下山。山娘の穏乃を差し置いて下山を急ぐ憧。
暗くなる前に、という意識が強いのはいいんですが、たまに月輪熊が出るという話に驚いて駆け出した直後、転んで脚を挫いてしまいました。
穏乃は憧に肩を貸してくれますが、歩きにくそう。
ひと休み中に、憧は今日山に来たのは穏乃のためではなく自分自身が不安だったから、と謝ります。
原作の憧は、
[
]
の選択に最初を除いて葛藤が無く、穏乃たちとの合流後には迷いが見られませんでした。
阿知賀で全国に行くんだ、という揺るぎないビジョンが、初めからあったんだと思います。
だから初瀬の抗議を「またどこかの卓で」と軽くいなすこともできたし、それが格好良かった。
でも実写憧は、リアルに迷う。
四十年間(一度の例外を除き)県内無敗の強豪校と、正式発足して間もない掻き集めチーム。
その力量差を冷静に見て、恐れてしまう。
私はどちらにも憧らしさを感じます。
ほんとあたし、進むべき道が見えないんだ
今の山道みたいだよ
山道と一緒かあ…だったら不安になることないよ
私が一緒だから
ふたたび憧を背負い、元気に歩き出した穏乃。
山は私の味方だから
目を瞑って深呼吸すると、山が教えてくれるの
進むべき道を
子供の頃の穏乃も同じようなことを言っていたと思い出した憧。
あの時みたいに
牌の山を走り回ればいいんだよ
エウレカ────!
穏乃は憧を背負ったまま、暗くなっていく山道を走り出し──途中、山の声を聞きながら──ついに山を下り切ります。
麓には二人を心配して麻雀部メンバーが集まっていました。
二人の生還を喜ぶみんなと、家まで送っていくよというハルちゃんに、穏乃は
私、麻雀がしたい
今のこの感覚で、麻雀が打ちたいです
大将と部長
山パワーを取り戻した穏乃は
ついにハルちゃんを倒しました!
泣いて大喜びする穏乃に、ハルちゃんは
間に合ったね、しず
これなら勝てる
え…
晩成にも?
晩成なんて通過点
全国大会で出会う強豪校にだって勝てるって言ってんの
頼んだよ、阿知賀の大将
続いて麻雀部の部長に灼が指名されました。
まずは県予選お────────────!!!
絶対全国行くぞ
部長の初仕事大成功!
カメラ目線がいい味出してます。
次回予告
これは晩成との決戦にまるまる一話使うつもりですな。晩成各メンバー、特に初瀬との対決がタノシミ!
第4局記事
コメント
コメント一覧 (13)
休止を休止って一体何が…
レジェンドさんによる指導 これがあったら人気上がったと思う
二人の葛藤や能力への目覚めのシーンは原作の方に逆輸入して欲しいくらい
>穏乃、足搔く
第三局にして初めて納得のいく改変でした。
原作では、穏乃の能力がいま一つ解らなかったです。
大星淡との対戦で急に発動し始めた感じがありました。
また、何で大将なのか?物語の主人公だからか?
そのくらいに考えていました。
>初瀬が微妙に出世してる…
>でもレギュラーではなく補欠として出場するんですね。
実写版のキャスト・キャスティングで、原作のイメージ
に一番近いのは初瀬(役の子)だと思っています。
一番”似てる“からと言うワケではないと思いますが、
第一局から原作にはない場面で登場させている所
から察するに、次局でも活躍しそうですね。
※1 jyushisirin様
穏憧最高!
>一体何が…
光回線の調子が悪かったんですけど直ったという話でした。しょーもなくてすみません…
※2様
咲-Saki-が大好きでずっと咲-Saki-のことを考えて来た人が補完したエピソードという感じですね。
大きな改変でもあるのに、立先生の世界にとても近いと感じます。すごいなあ!
※3 咲が好きなオヤジ様
>原作では、穏乃の能力がいま一つ解らなかったです
連載当時はアニメ放送も重なって、特に序盤は急ぎ足という感じでしたからね。
ドラマ終盤と劇場版、ひいては本編決勝戦への期待が高まります。
しかしこのあたりに尺を割いてくれるという事は、実写は原作より阿知賀の物語に焦点を絞って進むのかなと、考えたり
コメント有難うございます。
>実写は原作より阿知賀の物語に焦点を絞って進むのかなと
そうですね。
その代り、龍門渕・長野チーム・荒川組なんかは省略されてしまう感じですね。
でもそれに見合う面白さだと思います!
すばら! …しいな
「主役チームの心情と成長」に焦点を当ててじっくり描く構図は、阿知賀編よりもむしろシノハユ中学編っぽく見えますね
もしかしたら、シノハユ実写化に向けての試験的意味合いも…?
シノハユはまずアニメで見たいですね。
キャラが段階的に成長していくので、実写は配役が難しそう。
でも可能性はゼロじゃにゃいし!
1話:慕編(試合前まで)
2話:閑無編(同上)
3話:はやり編
4話:小5松江大会
特別編:悠彗編=小6松江大会
劇場版:全小本選
などと再構成すればいけそうですが、テンポ重視のアニメだとオムニバスはやりにくいかも。
アニメとのタイアップだった阿知賀編と対照的に、シノハユはじっくりゆっくり進めてますし…
何にしても、シノハユ勢の動く映像は見たい!
コメント有難うございます。
アニメだと…
第1話「慕」(1-3)
第2話「閑無」(4-7)
第3話「はやり」(8-12)
第4話「悠彗」(13-15)
第5話「湯町の子」(16-19)
第6話「全国」(20-24)
第7話「魔女」(25-27)
第8話「中学」(28-30)
第9話「団体戦」(31-34)
第10話「杏果」(35-37)
第11話「尾行」(38-41)
第12話「羽習わし」(43-46)
第13話「剛敵」(47-52?)
多少ズレるところはあるとして、こんな感じで。
あ…っ。ちょうどワンクール分ストックができて、アニメ化のタイミングじゃないですかね?
阿知賀編アニメのように、慕vsゆずも闘牌描写を補完してくれるとありがたいので。
あの先鋒戦をアニメ化するなら2話使って、4人同時テンパイあたりまでで1話、覚醒→勝利までを1話使ってじっくり描いて欲しい。
原作がちひ無双で終わるとすれば、この構成だとベルセルクのアニメ(蝕で終了)並みに救いがない(笑)
未来永劫あり得んよ」
この台詞、鳥肌たちましたよ。
※11 K@DS様
ベルセルクのアニメは見てなかったんですが、蝕で終わったんですか…
それはなかなか殺伐としますね。
シノハユ最新話を見た上でいうと、やっぱり2クールでクライマックスに個人戦の慕×ちひだといいなー、なんて。
※12様
無敵軍団のリーダーという感じで、無茶苦茶カッコいいですよね。
映画の回想でかわいい小走先輩も見たいなあ…