突然現れた十四歳の天才棋士と、羽生善治三冠(当時)を含む棋界の一流棋士七人を戦わせるという、ハイグレードな非公式戦です。
それを
咲-Saki-シリーズ中では未だちゃんとした闘牌描写がなく…というかもう二年近く登場していないすこやん分補給のために、書かざるを得なかったのである。
すこやんは、たぶんこんなふうに強いはず。
※阿知賀のレジェンドは出て来ません
VS 赤木しげる
ある春の日。
小鍛治健夜十七歳──まだ牌に触れたことのない高校三年生──は、進学予定の大学の下見に、東京へ来ていた。
ひょんなことから迷い込んだ喫茶店で、健夜はとんでもない光景を目にする。
VS ヒサト
健夜は茨城に帰るために乗る電車を間違え、仙台まで来てしまう。
頭の中が、あることでいっぱいだったのだ。
あの喫茶店にいた男のコが怖そうな大人たちと話していた「麻雀」──
それを自分もやってみたい。
駅前を歩いていると、雀荘の看板が見えた。
制服姿ではまずいと思い、大人っぽく見える服を買って着替え、入ってみた。
未経験者とは名乗らなかった。
卓が空くまで三十分ほど見学して、ルールと点数計算を把握した。
そこには怒濤の攻め打ちで連戦連勝中の、大学生くらいの青年がいた。
いいリアクションは素人時代のここしかなくて…普通に手を読まれてるだけですが。
VS 傀
翌日、健夜は三年生にして学校の麻雀部の門を叩き、その年のインターハイで全国優勝。
卒業後はプロ入りし、あっという間にトッププロと呼ばれるようになる。
そして半ば必然的に、プロとは違う強さを持つ裏プロの世界に、魅かれ始める──
強者を求めさまよう健夜の前に、ついにあの黒服の男が現れた。
プロ、雀ゴロ、ヤクザ、大臣、王族、地縛霊、一般人──誰が相手でも関係ない。
「御無礼」ラッシュが始まると、その相手はすでに破滅している。
私が知る麻雀漫画で、いちばん強いと思われる人。
コラ元の石川さんは、萌えキャラでありながら、傀に一発入れることができる作中最強クラスの打ち手の一人です。
VS 竜
裏の世界でも勝ちまくる健夜は、ついに暴力団の跡目争いに巻き込まれる。
哭くと牌が閃光を放ち、必ず勝つ。
大物ヤクザにやたらとモテるが、竜をモノにしようとした男たちはだいたい死にました。おしまい。
すこやんでも直撃は難しいらしく、上のシーンでは頭ハネで和了りを阻止しています。
VS ウラジーミル・プーチン
健夜の強さには政府も注目し、ある日思いもかけないオファーが来た。
北方領土返還を賭け、ロシア相手に打ってほしい──
ちょうどオフの日であったが、オフには寝溜めしたい健夜は丁重に断った。
だが、代わりに卓に入った時の総理が急病で倒れ、今度は正式な対局命令が下る。
眠さをこらえて対局場に来た健夜を待ち受けていたのは──
地球最強の打ち手の一人、ロシア大統領・プーチンであった。
ジュンイチローが命懸けで和了った
VS 波溜晴
強さを求めて裏の世界・上の世界の思惑に巻き込まれ続ける一方で、健夜は、永世七冠のかかるタイトル戦に臨み、勝利した。
以下は二着の敗者へのインタビューである。
この後しばらくして、健夜は第一線を退く意思を表明する。
苗字の波溜もハルと読めるため、ルビが無いとついハルさんと読んでしまいます。
一度プロ麻雀界のトップに上り詰めるが、あることが切っ掛けで全てを失う。
しかし押し掛け弟子・ミーコ(激弱女流雀士)の指導を続けるうちに心の傷を克服し、再び頂点を目指します。
阿知賀のハルちゃんと名前もシチュエーションも似ているので、咲-Saki-ファンなら感情移入できるかも？
コラはオバカミーコ完結後の同じ世界を舞台にした別作品「満潮！ツモクラテス」から。
VS 河内第五大学麻雀サークル
地元のクラブチームに活動の場を移した健夜は、穏やかな日々を送っていた。
解説の仕事を通じて、大切な人もできた。
その大切な人──福与恒子──とお泊まりつき大阪出張。
チェックインまでの時間潰しに、大阪の繁華街を歩いているときに、事件は起きた。
恒子が些細なトラブルから地元の麻雀愚連隊にイチャモンをつけられ、拉致監禁されてしまったのだ。
恒子を救い出すため、健夜は単身、野獣の巣に乗り込む。
イカサマ+コンビ打ちに、さすがの健夜も苦戦し、断ラスのままオーラスを迎えるが──
このあとふたりは、いい感じの温泉宿に滅茶苦茶泊まりました。
キャラだけが同じ、別世界のパラレルもの。
結構ちゃんとした麻雀をしつつ、超能力も普通にアリ。
「空手部」で結構ハードな目に遭っていたヒロインが元気に麻雀打ってて嬉しい。
すこやんのツモ牌叩きつけは、久部長よりも迫力がありますね。やろうと思えばこのくらいできる女なんだ、あいつ…
レジェンドというべきキャラは他にもいるわけですが、私が持っている素材の中でセレクトしたら、レジェンドじゃない人も混ざってしまったり…
すこやんの誕生日までに七つも作れそうになくて、五番勝負に変えようか…と弱気になったりもしましたが、なんとか滑り込みセーフ！…セーフ？
すこたんイェイ～♪
コメント
コメント一覧 (6)
というわけですこたんイェイ～♪
※1様
き、着替える時間なかったんだもん！
と、家内が申しております。
※2様
まだまだこんなもんじゃないはず…！
※3 K@DS様
おコラれないか心配です(美月さん並感)
寿人のマンガとかかなり懐かしいです
コメント有難うございます。
真剣は最近Abemaで知って読んだんですが、ヒサトノートの断定口調に惚れました。