オンラインゲームのスリザリオに明け暮れた七月でした。
某サイトでHTML5だけで作られてるゲームの例として紹介されていたので、技術的な興味から見てみたんですが、いやもうゲーム自体が面白くてやめられず、少しでも時間ができると取り憑かれたようにプレイ三昧。
ゲーム耐性が無いから、一度ハマると自制が効かないという。
ますます視力が悪くなった気がします。
でも、ブログを書くため、鋼の意思で戻って参りました。
遅れてすみません!
某サイトでHTML5だけで作られてるゲームの例として紹介されていたので、技術的な興味から見てみたんですが、いやもうゲーム自体が面白くてやめられず、少しでも時間ができると取り憑かれたようにプレイ三昧。
ゲーム耐性が無いから、一度ハマると自制が効かないという。
ますます視力が悪くなった気がします。
でも、ブログを書くため、鋼の意思で戻って参りました。
遅れてすみません!
では以下、大好評発売中ビッグガンガン08号掲載のシノハユ第47話紹介記事です。
ネタバレ注意でお願いします。
先鋒戦終了
慕の勝利で決着した先鋒戦、各選手に感想を聞いてみましょう。 依奈さんかわいいなオイ! だから全小の三位だよ!て、そういうことじゃないか。
二人はしばらく話し込んでいて、このあと仲良くなったのかな?
そりゃいっしょに海に行きますね~
第二のニワチョコキタコレ!(小声)
菰沢中控室の反応
さて、負けて帰った柚葉さんは… 監督あっさり!他のメンバーもリラックスした雰囲気で、地区予選で菰沢中の先鋒が星を落とすという、おそらく近年に例の無いイレギュラーに、全く動じていません。
ちひちゃんは「私がカタキをとってあげるよ」なんて言ってます。
あなたに回るにはあと一敗しなきゃいけないんですが。
この一見危機感の無さが、むしろ強さに見えもしたり。
湯町中控室の反応
一方、慕の金星に沸く湯町中控室。坂根先生も「快挙」と讃えてくれました。
そして次は基本無敵、石飛閑無!
レボってこい!
補遺・先鋒戦成績
さて、スコアボードの累計点数表示から、前回不明だった先鋒戦の最終結果が判明しました。これから逆算すると、南三局二本場、依奈さんのロンした点数は、積み棒分を入れて1600点ということになり、素点は1000点…ホントに安手でした。
順位 | 学校 | 選手 | 開始時 | 得失点 | 終了時 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 湯町中 | 白築 慕 | 30000 | +32800 | 62800 |
2 | 菰沢中 | 行長 柚葉 | 30000 | +24700 | 54700 |
3 | 姫原中 | 石原 依奈 | 30000 | -25200 | 4800 |
4 | 比礼振中 | 寺戸 麻衣子 | 30000 | -27700 | -2300 |
島根県大会決勝戦次鋒戦
座順などから、起家は菰沢中・ともさんのようです。名前が出てくるのはもう少し後の方ですが、次鋒戦の新キャラふたりも合わせてまとめます。
- 永見知子(菰沢中)
-
- 果たしてどんな打ち手なのか…?
- 松本チャンタナ(比礼振中)
- お母さんがタイ人とかでしょうかね。
- 馬庭莉乃(姫原中)
- まにわりのさんと読むんでしょうけど、ルビが出て来ないのでDBの方の読みは未入力です。
- 石飛閑無(湯町中)
-
- そして我らが閑無!一皮むけたところを見せてくれ!
東一局~東四局
東場は次鋒戦名物、いわゆるキンクリでした。家 | 学校 | 選手 | 開始時 | 得失点 | 終了時 |
---|---|---|---|---|---|
起家 | 菰沢中 | 永見 知子 | 30000 | +4200 | 34200 |
- | 比礼振中 | 松本 チャンタナ | 30000 | -700 | 29300 |
- | 姫原中 | 馬庭 莉乃 | 30000 | -3500 | 26500 |
- | 湯町中 | 石飛 閑無 | 30000 | ±0 | 30000 |
南一局? 親・知子? ドラ ?
ここ、南一局かどうかは正確にはわからないので?をつけておきましたが、まあ南一局でしょう。 和了り牌は描いてないんですが、振り込んだ対面のチャンタナさんのセリフから、「一番高目」ということなので、發ですね。ホンイツ一通發で満貫じゃないの?と思ってしまいましたが、よく見たら符が全然足りてませんね。
⑨がいっぱいあるから錯覚してしまいました。テヘペロ
家 | 学校 | 選手 | 開始時 | 得失点 | 終了時 |
---|---|---|---|---|---|
東家 | 菰沢中 | 永見 知子 | 34200 | ±0 | 34200 |
南家 | 比礼振中 | 松本 チャンタナ | 29300 | -7700 | 21600 |
西家 | 姫原中 | 馬庭 莉乃 | 26500 | ±0 | 26500 |
北家 | 湯町中 | 石飛 閑無 | 30000 | +7700 | 37700 |
南二局 親・チャンタナ ドラ ⑤
閑無の手牌
ⅢⅣⅣⅤⅥⅧⅧ②③⑨⑨二三 ①
④引きなら(タンヤオを視野に)⑨対子落としもアリだけど、としつつⅧを切ります。ⅢⅣⅣⅤⅥⅧ
これオバカミーコでいう「固いところをほぐす」というやつですね。
こうすると索子の受け入れが広くなるんだ。
AbemaTV のプロの対局でもよく見る打ち筋です。
閑無の手牌
ⅢⅣⅣⅤⅥⅧ①②③⑨⑨三四 ④
っと、ここでその④を引き、234を見て①切り。
ⅢⅣⅣⅤⅥⅧ
閑無の聴牌
ⅢⅣⅣⅤⅥⅧ②③④⑨⑨三四 Ⅶ
Ⅷ切りが奏功し、平和を聴牌。ⅢⅣ
平和のみなので一発ウラ無しルールでリーチの1翻をつけてもあまり高くならないし、とりあえずダマに。
すると…
閑無のリーチ
ⅢⅣⅤⅥⅦⅧ②③④⑨⑨三四 ⑤
ドラを引き、345の三色が見えたところですかさずリーチ!ⅢⅣⅤⅥⅦⅧ
からの
閑無の和了
ⅢⅣⅤⅥⅦⅧ③④⑤⑨⑨三四 五 ツモ
リーチ・ツモ・平和・三色・ドラ1の跳満を和了!
ⅢⅣⅤⅥⅦⅧ③④⑤⑨⑨三四 五 ツモ
家 | 学校 | 選手 | 開始時 | 得失点 | 終了時 |
---|---|---|---|---|---|
東家 | 比礼振中 | 松本 チャンタナ | 21600 | -6000 | 15600 |
南家 | 姫原中 | 馬庭 莉乃 | 26500 | -3000 | 23500 |
西家 | 湯町中 | 石飛 閑無 | 37700 | +12000 | 49700 |
北家 | 菰沢中 | 永見 知子 | 34200 | -3000 | 31200 |
南三局 親・莉乃 ドラ 七
西家のともさん、いきなりの一巡目、上家の閑無の捨て牌をチー。知子の手牌
??????????③ 一二三 チー
更に三巡目、対面からポン。
??????????
知子の手牌
???????⑥ 一二三 八八八 ポン
捨て牌に萬子はなし。???????
ドラが絡んでいれば倍満まである…
閑無、慎重に手を作って行きますが、萬子を抑えたために跳満のツモ和了りを逃してしまいます。
ほかの二人も戦々兢々として前に出られません。
結局、この局は全員ノーテン。
早仕掛けで清一色を作っていると思われたともさんの手は、なんとブタ。
知子の手牌
⑨西Ⅲ七白北Ⅵ 一二三 八八八
明らかに和了る気が無かった、ハッタリです。
それを知る由もない閑無ですが、跳満を止められた可能性を振り払い、オーラスへ。
⑨西Ⅲ七白北Ⅵ 一二三 八八八
南四局流れ一本場 親・閑無 ドラ 北
四巡目
知子の手牌
①②⑥⑥⑥ⅢⅥⅥⅦⅧ六六六 Ⅵ
ともさん、安手を聴牌。①②⑥⑥⑥
しかし…七巡目、孤立牌の二をツモってなぜか手に残し、②からペンチャンを払うのを見た湯町メンバーは ここで姫原中・莉乃さんがリーチ。
閑無の手牌
ⅢⅢⅣⅤⅥ②③⑤⑥一二六七 五
姫原中の現物一二がちょうど不要牌。ⅢⅢⅣⅤⅥ②③⑤⑥
こういう場合、一般的には、後々の安牌候補に一を残し、内側の二から切りたいんですが、閑無は特に何も考えていない様子で、一から切って行きます。
次に比礼振中・チャンタナさんが追っかけリーチ。
下位二校は相当な高目を上位に直撃すれば、なんとか逆転可能ではありますが、さて…
閑無、リーチの二校の共通安牌Ⅸをツモりますが 慕のこの心の声は届きませんでした。
閑無はそのままツモ切り、ともさんがすかさずこれをチー。
杏果たちが恐れていたあの役を、ついに聴牌させてしまいます。
知子の聴牌
①⑥⑥⑥ⅥⅥⅥ六六六二 ⅨⅦⅧ チー
そして、このタイミングで閑無はまた好手を聴牌。
閑無の聴牌
ⅢⅢⅣⅤⅥ②③⑤⑥二五六七 ④
しかしここで切った二は…
閑無、痛恨の満貫放銃。ⅢⅢⅣⅤⅥ②③⑤⑥
供託リーチ棒二本と一本づけで、ともさんの点棒収入は10300点…
ぴったり100点!湯町を逆転してトップ終了です。
二つ目の勝ち点は、菰沢中が獲得しました!
家 | 学校 | 選手 | 開始時 | 得失点 | 終了時 |
---|---|---|---|---|---|
東家 | 湯町中 | 石飛 閑無 | 49700 | -8300 | 41400 |
南家 | 菰沢中 | 永見 知子 | 31200 | +10300 | 41500 |
西家 | 比礼振中 | 松本 チャンタナ | 15600 | -1000 | 14600 |
北家 | 姫原中 | 馬庭 莉乃 | 23500 | -1000 | 22500 |
閑無は反省点をあれこれと思い浮べます。
菰沢の現物を捨てるべきだった、ペンチャン処理で二を先に捨てるべきだった、初めからオリに徹すべきだった…
閑無のいい所も悪いところも出た次鋒戦でした。
成績
順位 | 学校 | 選手 | 開始時 | 得失点 | 終了時 | 総合点 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 菰沢中 | 永見 知子 | 30000 | +11500 | 41500 | 96200 |
2 | 湯町中 | 石飛 閑無 | 30000 | +11400 | 41400 | 104200 |
3 | 姫原中 | 馬庭 莉乃 | 30000 | -7500 | 22500 | 27300 |
4 | 比礼振中 | 松本 チャンタナ | 30000 | -15400 | 14600 | 12300 |
逆に、南二局で①よりも先に④を引いていたら⑨対子落としをして聴牌が遅れ、和了れなかったかもしれません。
ツモや手順の前後が結果に大きく影響する、というお話でした。
中堅戦へ
菰沢中の中堅は楫野結衣さん。やっぱりこの人が部長でしたか。
これで菰沢中のオーダーはすべて確定。
副将が184cmの盆子原さん、大将がちひちゃん。
ということで、管理人は見事、全問不正解でした! 菰沢はいい雰囲気ですね。
ピリピリしたり気負ったりは無く、もちろんたるんでるという感じでもなく。
これからトップ二つ取ればいいだけでしょ、という余裕なのか。
全国の修羅場を潜って来た経験のなせる業なのか。
今日は雲隠れせずまっすぐみんなのところに帰った閑無。
弱弱しい笑顔を浮かべて、取れるはずのトップを逃したことを謝ります。
そして、中堅戦に向かう杏果の背中に、「頼んだ」と一言。 若女将 VS 係長、その対決の行方は──
(ビッグガンガンVol.09 第48話へつづく!)
シノハユ第9巻充塡率(適当)57.0%
シノハユ第8巻充塡率(適当)100.0%
※いつも怜-Toki-の記事を並行して書いているんですが、今月はまだ全く手をつけていません。…週末に何とか更新したいです。
コメント
コメント一覧 (23)
コメント&御指摘有難うございます。
あ…そりゃそうでした。このタワゴトは消しておきます。
脳味噌ミミズになっていてもうダメです。
・「ワザと」だと察した柚葉さんと、「半端なオリ」と見なした閑無
・慕曰く「強かった」柚葉さんと、「それを切っちゃダメ」な閑無
・ほぼ鳴かせなかった柚葉さんと、急所を鳴かせてしまった閑無
・同じ負け方でも腐らない柚葉さんと、激しく後悔して凹む閑無
閑無の全国に向けての課題を示しているのか、前回描写が端折られ気味だった柚葉さんへのフォローなのかは微妙ですが、ここまで引き合いに出されるあたり二人は個人戦で激突するのかも…?
>全国の修羅場を潜って来た経験のなせる業なのか。
3年生組や知子さんはともかく、柚葉さんは昨年補員だったので実戦経験ほぼ皆無なんですよね。
事実上の初陣でいきなり魔物にやられたのにこの落ち着きよう…
ただ、チヒの気遣いに対する「カタキってほどやられてないけどね」という返しは、JS閑無の「まだ完全に負けたわけじゃねェ!」と同レベルですね(笑)
上で色々挙げましたが根っこは閑無と似てるというか、大人びた態度の柚葉さんが初めて覗かせた年相応の幼さでした。かわいい。
辺塔子落としは、受け入れが多い内側を後で切るのがセオリーですね。
それを考えると、「9sの前に2m切れ」という慕のモノローグは和的には「ありえません…」
ただ、オリ気味に行くなら仰るとおり2m先切りもアリなので、閑無が場況からオリを考慮できていれば…
閑無は南三局で慕を意識していた上、知子さんに「柚葉さんの鳴き清一色テンパイ」を彷彿とさせるハッタリをかまされたこともあり、先鋒戦の荒れ模様を思い起こして退く選択肢が頭から抜け落ちていたのかもしれません。
相手は慕でも柚葉さんでもなく、知子さんたちだということを見失わずにいられれば…
逆に言えば、柚葉さんの圧力を利用した知子さんが見事でした。
姫原・比礼振を完全に委縮させて柚葉さん放銃みたいなイレギュラーの可能性を潰し、邪魔者がいなくなったところでじっくりと湯町を料理する。
そのやり口は、トップ取り以上に「ユズの仇討ち」にこだわっていたようにも見えます。
途中まで圧倒していたのにまくられるという、柚葉さんと同じ屈辱を閑無に味わわせてますし…
※3 ※4 K@DS様
閑無と柚葉さんの対比、言われてみればなるほどですね!
おっしゃるように、個人戦での再戦にも期待したいです。
ともさんは、自分で言っている運も含め、ほとんど唯一の細い勝ち筋を、正確にたどったという感じですね。中一にしてこんなすごい打ち手と戦えたことを糧に、閑無にはもっと成長してほしい。
ペンチャン処理については、昔読んだ麻雀の本に内側から切れと書いてあった気がするのですが、それはオリ気味に行くときのセオリーだったのか…知識が半端ですみません。
※5様
ぬあーなんという大量失点!
こういう御指摘はホントに助かります。有難うございました。
つまり、今回のともさんの2p→1p切り。
さらにリーチの現物・スジ引っかけ・地獄単騎と、十重二十重に罠を仕掛けているのが恐ろしい…
同じ1勝でも、団体戦らしく相乗効果で勝った菰沢に対し、湯町は慕のスタンドプレーの印象が否めないので、対極的な強さの“二人”とまみえた閑無は仰るとおり今後に活かして欲しい!
柚葉さんは閑無との対比だけでなく、ともさんに対する注意点のヒントにもなっていますね。
慕「鳴かせてくれなかった」
↓
昨年補員の柚葉さんは、部内で勝ってレギュラー入りするため、絞る技術が必要だった
↓
菰沢には鳴かせたらヤバい打ち手がいる
…といった具合に。
試合には敗れたものの、よく読み込んでみると様々な伏線として話に絡んでおり、メタ的な意味で陰の功労者という印象を受けます。
「慕はワシが育てた」人物の一人ですし(笑)
コメント有難うございます。
慕の「鳴かせてくれなかった」というセリフは気になっていましたが、気になっていただけでした(笑)
なるほどそんな読み方ができるんですね。
全てが慕を強くするために動いておるようじゃ…
(閑無に直接教えなかったのは、怜の予知夢と同じ理由とか)
つまり柚葉さんは、慕に全てを見られて…!
南三局二本場でガードが解けたのも、弱いところを責められてついに堕ちたというわけですな(錯乱)
い た い け な 美 少 女 を 丸 裸 に す る 慕 の 眼 力
コメント有難うございます。
ま、まああの時点ではともさんの手牌にいかにもな雀頭候補として二萬がありましたから…
鳴かれない方を先に切れ、というのは普通にギャラリー視点ではないかと。
しかし慕が柚葉さんのすべてを見ていたとしたら、もう照並みの能力ですね。
よくわからないので、ぜひイメージ図が欲しいところです(澄んだ瞳)
>もう照並みの能力ですね。
先鋒戦を柚葉さんたち3人の視点で振り返ると、VS照と同じ印象を受けます。
とりわけ、各々の得意分野を「見切った」と言わんばかりに潰されるところが。
◇照
・ドラ以外全て当たり牌の玄ちゃん
・消耗の末、予知できなくなり“初体験”させられた怜
・前半だけで3万以上削られたすばら先輩(=通常の25,000点持ち半荘戦ならトビ)
◇慕
・寺戸さん十八番の先制リーチに1s掴ませ
・これまでの打点を求める打ち筋を諦めざるを得なかった石原さん
・怜と同じく“初体験”な柚葉さん
柚葉さんは慕に振ったわけではないものの、原因は慕なので同じようなものかなと…
ガード固い子がノー放銃を崩されるのは、こーこちゃん的に言えば「無理やり純潔を奪われる」に等しいですな!アーイイ…
一方、慕といえども「他家同士の放銃(差し込み)までは防げない」のも照・衣と同じで、柚葉さんは寺戸さんのリーチに差し込めば逃げ切れたかも…
南三局当時は慕と28000点差のため、寺戸さんに三倍満までなら振ってもOKでしたし、このルールでリーチだと役満もまず無いので。
コメント有難うございます。
なるほど先鋒戦の本編二回戦との対比、面白いです。
次鋒戦にもむりやり当てはめると、閑無に宥姉のような躱しの技術があれば…と、課題が一つ見えました(笑)
柚葉さんには差し込みという選択肢もありましたね。一四萬なら安目だったし、圧勝で終わっていたかも。菰沢にも伸びしろはまだあるかもしれません(怖)
いやでもあそこは覚醒慕がすべてをお見通しなので、どの道…という気もしますが。
柚葉さんは稼ぎたいところに倍満親被りを受けて冷静さを失い、稼ぐこと=和了に固執してしまったようにも映りますが、ここで一旦クールダウンできていればあるいは…
「逆に考えるんだ。(点棒を寺戸さんたちに)あげちゃってもいいさと考えるんだ」
また、魔物を脅かすのは、打牌を制限されがちな能力者ではなく、かじゅや末原先輩のように自由度の高い“凡人”なので、そういう意味では今後慕に抗しうるのはチヒよりもユズ・トモの方かもしれません。
…打牌や心理戦に求められるレベルが、中学生にしては高すぎる気もしますが(笑)
そのせいで、年相応の少女らしい閑無が置いてけぼりになりがちですし…
でも、閑無も自由度の高さは同じなので、いつか化けてくれると期待!
玄人っぽさのせいで忘れがちですが、柚葉さんは昨年補員…つまり県大会以上の試合は今年が初めてなんですよね。
にもかかわらず、百戦錬磨の慕ですら1万点差つけられなかったという…
これが実戦経験豊富だったらと思うとゾッとしますな…
コメント有難うございます。
返信が遅くなってすみません!
>今後慕に抗しうるのはチヒよりもユズ・トモの方かもしれません。
この二人との対局も(個人戦などで)あったら面白そうですよね。
島根から全国へという共通した目標もあるし、切磋琢磨してきっと仲良くなる未来があるはず…中学生のうちはチーム長野みたいな合同合宿は難しいかもしれませんが。
「調和する2つは、完全なる1つに優る」(『ペルソナ3』)
>合同合宿
そんな時こそ、「杏果んちにずっと泊まろうぜ!」(閑無談)
上述どおり閑無は柚葉さんと波長が合いそうなので、一緒に打てばいい糧になりそう。
・証拠写真:同じ試合で345の三色ハネツモというシンクロニシティ
http://i.imgur.com/11k1wsI.jpg
さらに県決勝組だけでなく万原も…個人経営の旅館に5校も押しかけたら雑魚寝になりそうですが(笑)
あと、阿知賀編を読み返したら「チャンピオンに大事なものを見られた」とかなんとか…
…玄さんや柚葉さんたちはガチで覗かれていた!(恍惚)
コメント有難うございます。
稲村旅館(仮)の合同合宿いいですな。
二十人くらいの団体客を捌いて疲れた杏果ママが、なぜか同伴してきた美月さんとしっぽり湯けむり逢瀬なんて展開も避けられませんね。
>同じ試合で345の三色ハネツモというシンクロニシティ
名前も柑橘系でさわやかカポーになる可能性が(ry
「慕、お前ユズの大事なものを見たのか?」
これは大変だ!
そこでかましたあのブラフ、先鋒戦南一局一本場で石原さんがユズの清一色に振りかねない状況にハラハラしたであろう莉乃さんにとって、清一色気配はこの上なく怖いものであり、攻めっ気を削ぐには十分でした。
ついでに、慕の活躍に気を良くした湯町にも「菰沢の圧」を実感させ、恐怖心を煽る。
南三局とオーラスで満貫2回ツモるより難しい勝ち方ですが、逆に言うと「こんな勝ち方を狙ってできる」のを見せつけたとも言えます。
トモが求めたのは星1つではなく、県決勝全体の流れを “菰沢の横綱相撲” に引き戻し、ユズの名誉を回復することだったのかもしれません。
「菰沢を舐めるな。ユズを舐めるな」
「見ろ、ユズと同じ清一色だ。先鋒の連中ならともかく、お前たちにこの圧は跳ね返せまい」
「同じように勢いで打つタイプでも、絞ることもできないお前じゃユズの足元にも及ばん」
不敵な笑みな共に挑んだ後の「運が良かったよ」が、「この程度の相手で良かった」という皮肉にしか聞こえないのも相まって、一つ一つの行動に含みを持たせてる人だなと…
敵に回すと恐ろしく、味方だとこの上なく頼もしいタイプで、ユズが「うん、お願いね」「ありがとう、知子」と冷静さの中に信頼を滲ませるのも頷ける話。
コメント有難うございます。
やだ知子さんめっちゃ怖い!
ともさん、去年もレギュラーだったなら曖奈さんと戦ってるかもしれませんね。
だとしたら勝敗はどうだったのかな…
曖奈さんと知子さんは老獪さにおいてタメ張れるレベルなので、仮に当たっていたとしてもどっちが勝ったかは全く想像できません。
今年の個人戦を見てみたいところですが、曖奈さんは団体戦が花だとメタ発言してるので、個人戦はまたしてもダイジェストの可能性が……
>慕の「鳴かせてくれなかった」というセリフは気になっていましたが、気になっていただけでした(笑)
慕が「ほとんど」と前置きしたとおり、慕が一度だけ、本気のユズから食い取った場面がありました。つまり金鶏独立。
あの時、ユズはリーチの現物を切りつつ「…鳴く?」と確認しており……つまり、9pは慕の鳴ける牌だと分かっていた。
もし覚醒慕のデータがあれば、ユズは寺戸さんの現物よりも慕に鳴かせないことを優先し、慕は和了れなかった可能性が考えられます。
寺戸さんが曲げて掴まされたのも含めて、やはりあの先鋒戦は慕が途中から化けたことによる初見殺し・分からん殺しの側面が強かった。
その分、慕は今後ガチガチに対策されることになるので、誰と打つにせよ今回ほど楽に勝たせてもらえなさそう。
逆に、なんとなくスペックより低く見られがちな柚葉さんは、国士無双の語源となった名将・韓信(若い頃にごろつきの股の下をくぐらされ、「股夫」と罵られた)のように、自分のマイナスイメージを逆手に取り、侮る相手の隙を突いて勝つ人になるのかも。
コメント有難うございます。
去年の曖奈さんの試合がすごく気になって来ました!
回想でやってくれないかなーと。
団体戦がどういう結果になろうと、個人戦での各自の再戦も楽しみですね。
9巻紹介文のコンプレックス的にも、ゆずは菰沢における石飛閑無なのかも。
ゆず1位の可能性を色々語ったように、閑無もまた、慕以外では唯一最後までトップを守りうる試合でした。
はやりんは不運とはいえオーラスでトップ返り咲きは不可能だったのに対し、閑無は本人が後悔したとおり転落を免れる道はいくらでもあった。
唯一の “誤った道” へと、巧みに誘い込んだ知子さんが恐ろしいとも言えますが…
ともあれ、力はあるのに結果に恵まれない閑無とゆずが、優希のごとく揉まれるたびに成長していく姿に期待!
コメント有難うございます。
ほえ~よくそこまでお気づきに。すばらです!
性格なんかは全然似ていないのに、麻雀でそんな共通点があると、ある程度原作者の意図を感じてしまいますね。