某WEB漫画の影響で、最近コーヒーにシナモンを入れて飲むようになりました。
スティックではなく、調理用の粉末のやつですが()
初めは、ん?ちょっと無いかなーという感じだったんですが、気がつくとシナモンを入れないコーヒーでは満足できない体になっていました。

では以下、大好評発売中ビッグガンガン05号掲載のシノハユ第44話紹介記事です。
ネタバレ注意でお願いします。
いよいよ決勝先鋒戦が始まる… ドキドキしてページを開くと

千葉から来た少女

浜辺にて
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二人の少女が出会いました。
ハシラに曰く
菰沢中学校1年・椋千尋と2年・行長柚葉の出会いは、まだ肌寒さの残る3か月前──。
というと三月ごろですね。
四月に菰沢中に入学するちひちゃんと、転入予定の柚葉さん。
千葉から来たという初対面+目上の人に、ちひちゃんは聞かれてもいない地元情報をたくさん教えてあげます。タメ口で。
浅利富士、大島、大島の神社の夏祭り。
知識があやふやだったり、ズレた答えを返したりするけれど、この人懐っこさとぐいぐいくるね!感は、小禄心ちゃんにも通じるところがありますね。
でもいっこ下の心ちゃんより少し幼い印象。身長のことじゃなくて、なんか、存在が危なっかしい。
砂防壁の大切さを説明したあと、
まぁこっちで何かこまったことがあったら私に言いなよ
守ってあげるから
この壁のように
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ん?来年は6年…来年度は、ということでしょうけど、それだと三か月前ではなくて一年三か月前では?
ハシラの男、散る──
まぁたしかに私はちっこいけどね
頼りにしてくれていいよ
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島根県大会決勝戦先鋒戦

菰沢中の先鋒は、その柚葉さんでした。
初めて会ったあの日には、何言ってんだって思ったけど

ゆず!
うしろに私が控えてるから安心して打ってきて
慕に続いて、対局場に入ります。

そして残りの二人が、こちら。

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…なんかすごい人来た。
二人の話しぶりから、常勝菰沢中とともに、この二校が決勝の常連校らしいです。
てことは、去年はこの三校+曖奈さんのいる万原中が決勝メンバーだったんですね。
【5月1日追記】
麻衣子さんの「万年敗退の出雲市代表」というセリフを、「決勝での敗退」と解釈して「この二校が決勝の常連校らしい」と書きました。
が、シノハユ第36話「杏果②」で、出雲市代表について「去年と違う2校だねぇ」という李緒先輩のセリフがありました。
つまり私の当初の解釈は誤りで、少なくとも姫原中は去年の決勝メンバーではなかったと思われます。
以上訂正いたします。すみませんでした。
テレビ中継を自宅で見守る陽葵ちゃん、なんかすごく興奮しています。
慕が好きなのか、テレビが好きなのかはよくわかりません。

そして

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ふひゃっ
五月雨の中相合傘してたふたりの、お母さん同士が仲良く観戦。
杏果ママほんとかわいい。デュフッ
いやしかしあぐり先生の美月さんを見ると、いろんな意味でホッとしますね…
十五年後、あんなことになろうとは。

あともう一組、悠彗と曖奈さんも一緒に観戦するようです。

さあ、いよいよ決勝!

東一局 親・依奈
  ドラ

慕の第一ツモ
 
いきなりの受けができるのがすごいですね。
を後まで引っ張ていて、123の三色も見つつ打っていた感じでしょうか。
そして七巡目。
の両面受けにを引いて聴牌、切って即リー!
ここで、柚葉さんは見ました。
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湯町中・白築慕という打ち手の、ただならぬ麻雀オーラ。
卓上に、幻の羽を散らして降り立ったのは
慕の和了

  ツモ
リーチ・自摸・ドラ()1は30符3翻の1000・2000。
ツモなら点パネして1300・2600でしたが、やっぱり鳥さんで和了るのが慕ですよね。
らしい麻雀で軽く先制、まずまずの立ち上がりです。
島根県大会決勝戦先鋒戦・東一局
学校選手開始時得失点終了時
東家姫原中
石原 依奈
30000-200028000
南家菰沢中
行長 柚葉
30000-100029000
西家湯町中
白築 慕
30000+400034000
北家比礼振中
寺戸 麻衣子
30000-100029000

東二局 親・柚葉
  ドラ

前局で親っ被りした姫原中・依奈さん、元気よくリーチ!
しかし上家の比礼振中・麻衣子さんがその宣言牌のをポン。
一発ナシのルールだから意味ねーぞ、ともう一度ツモったその牌が…
麻衣子の和了

  ロン    
タンヤオのみの1000点+リーチ棒で、依奈さんから麻衣子さんへ2000点が移動しました。
島根県大会決勝戦先鋒戦・東二局
学校選手開始時得失点終了時
東家菰沢中
行長 柚葉
29000±028000
南家湯町中
白築 慕
34000±034000
西家比礼振中
寺戸 麻衣子
29000+200031000
北家姫原中
石原 依奈
28000-200026000
手牌を伏せて、慕は
やっぱり手強いな…
昼休みの居酒屋ミーティングを思い出します。
1回戦と同じなら、柚葉さんが先鋒になることは慕も想定していました。
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前話で慕が他校の情報を結構知ってるなと思ったら、このミーティングで仕入れていたんですね。なるほどなるほどー。
麻雀トゥデイの記者さんが言っていた強い一年生よりも、今相手にしているのは目の前の柚葉さんたち。
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本編全国二回戦のこのコマを思い出しますね。
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麻衣子さんの顔がいくら面白くても、並の打ち手ではないことを忘れてはいけない(戒め)

菰沢中控室

さて、その強い一年生ちひちゃんは、控室で何やらブー垂れてます。
その相手、監督ぅ~~と呼ばれたのは、この人。
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ちひちゃんと語尾に「~~」をつけ合って会話しているのが面白いですね。
この人が立先生の言う7人のうちの一人なのかはまだわかりませんけど、なんかまた新しいタイプのキャラクターです。
ちひちゃんの不満は、自分が一回戦に続いて大将にオーダーされているため、出番がないこと。
菰沢中は、中堅までの三人で試合を終らせてしまいますからね。
全国のライバル校たちにデータを取られたくない
全国大会をより有利に戦うために
千尋は大将でいく
(この決勝で)大将までいってしまったらどうするんですか~~~~?という問いには
東二局か東三局までには終わらせろ
全員全力であの3校を────
叩きのめせ……!!

東三局 親・慕
  ドラ

そしてまさにそのタイミングで
柚葉の和了

  ツモ
柚葉さんが跳満をツモ和了り!
依奈さんは「このルールでその手でリーチかけるかぁ!?」と驚いています。
一発ウラ無しルールの下では、リーチの1翻よりも456の三色や三暗刻みたいな手作りで高くすべきだ、みたいなことでしょうか。
これに対する柚葉さんの答がまあカッコいい。
リーチをかけるときは和了れると思うから
オリるときは危ないと思うから
そうじゃないの?
島根県大会決勝戦先鋒戦・東三局
学校選手開始時得失点終了時
東家湯町中
白築 慕
34000-600028000
南家比礼振中
寺戸 麻衣子
31000-300028000
西家姫原中
石原 依奈
26000-300023000
北家菰沢中
行長 柚葉
29000+1200041000
湯町、この親っ被りは痛い…
けれど、当の慕は、笑顔を浮かべて
楽しくなってきた……!!
(ビッグガンガンVol.06 第45話へつづく!)
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