では以下、大好評発売中ビッグガンガン02号掲載のシノハユ第41話紹介記事です。
ネタバレ注意でお願いします。
メンホンカーニバル
個人戦のあった日の夜。自室のベッドにすわり、試合を思い返す閑無。
一度はトップに立ったのに、最終的に六位に後退しましたね。
それは、たった一回の敗北が原因でした。
その半荘が頭から離れません。
リーヅモメンホンドラ1
6000オール!!

でも…
とりあえず市大会突破だ
坂根先生の謎を追え
翌日、職員室。改めて坂根先生に凸する一年生五人。

…というわけで、試合明けの今日は休養しろ、と追い返された五人。
練習するつもりだったのに、やることがなくなった女子中学生たちは──

閑無、玲奈、慕はやる気満々ですが、杏果とはやりん(13)は、やや気が乗らない様子。
子供チームと大人チーム、におのずと分かれてるなーと思いました。



中学生にはハードルが高い。
というか、追いかけて入ったらすぐに見つかってしまうでしょうし。
これにて尾行終了~解散!と相成りました。
再捜査
捜査が暗礁に乗り上げ、帰宅した慕探偵。親戚の助手に顚末を話すと、喫茶店とか久しく行ってないと言う。

店内に他のお客はいません。
坂根先生もとっくに帰ったのでしょう。


ミルクセーキを注文し、お店の落ち着いた雰囲気に冷静さを取り戻した慕探偵、ふとあるものが目に留まり

左側がこの喫茶店のお姉さんですね。
私は正直真ん中の人がタイプです。
坂根先生が中学生の時の写真で、この三人は「5中」の麻雀部だったようです。

チサは麻雀部の顧問でしかも市大会を突破したとかで私たちが坂根先生に対して抱いていた疑問が、まるごとバナナの生クリームのように、柔らかくほどけてゆきます。
めちゃくちゃ張り切ってるんですよ
こないだも広島の強豪校で働いてる知り合いに話つけて
どんな練習をしてるのか見学しにいったりしてたみたい
だけど…
うちらの中学時代すっごいスパルタの顧問の先生がいてね
部員が一人いろいろ壊れちゃったのよ
まぁ私なんだけど
チサはその経験があるから部員の練習のし過ぎには気をつけてるんだとか
でもそれが一部の生徒の反感を買ってるみたい
そうしてすべての謎が解けたところで、慕探偵は初めて身分を明かしました。
私 麻雀部で

暴かれた女教師
翌日。
練習量、根性、精神論。
そうした諸々のせいで友を壊された経験から得た、坂根先生の信念は
休む勇気も時には大事これには閑無も
趣旨はわかった理解するし従うから、信頼してくれないか
でも休息日も部室開けといてくれないかな
先生が帰りたいときに閉めてくれていいからさ
というこのお願い(タメ口)に

そして
県大会まであと1か月────
(ビッグガンガンVol.03 第42話へつづく!)
シノハユ第8巻充塡率(適当)70.4%
コメント
コメント一覧 (3)
上から発破かけられすぎて潰れてしまったのと、それを繰り返さないようガス抜きを意識する話は、同じ経験のある身にとっては真に迫るものがあります。
作中でも一年生組は朝練がエスカレートして、授業中などに居眠りする有様でしたし…
あとメタ的には、マイペースに描かせてくれない編集に対する立先生の抗議の意味もあるかもですね。
※1 K@DS様
ほっといても努力家の何倍も努力できてしまう天才タイプはともかく、そうでない大部分の生徒に対しては、科学的・合理的とされる指導が最善なんでしょうね。
立先生のペースに関しては…
読者として自分の寿命が尽きる前に完結してほしい、という願望と
先生の納得のいくクオリティのためなら自分の寿命など些細なこと、という諦観と
ふたつながら我にあり、という感じです(笑)
※2様
その歓喜に断乎として気づかないキャラだからこそ、こういう局面で歓喜する相手たりうるという。
そんな親戚の人を羨むべきなのか、憐れむべきなのか…