結局、先月号はデジタル版しか買えませんでした。
紙の方も欲しかったのに、時が経つのは早いですね。
先延ばしだけの人生でした。
でも今月号は買えましたし、来月号も特別ふろくがあるので必ず買います!
紙の方も欲しかったのに、時が経つのは早いですね。
先延ばしだけの人生でした。
でも今月号は買えましたし、来月号も特別ふろくがあるので必ず買います!
では以下、大好評発売中ビッグガンガン09号掲載のシノハユ第36話紹介記事です。
ネタバレ注意でお願いします。
B卓優勝!
部員総出で杏果をお出迎え。玲奈「おか」実感がわかないという杏果に、李緒先輩、無言で掲示板を指し示します。
慕「すごいよ杏果ちゃん!」
はやり(13)「おつかれさまです」
雫「助かったわ!!」
前記事の点数表合ってた…(ホッ)
杏果もようやく「実感」できたのか、ホッとした様子。この時──みんなが笑顔でいる中、ひとり笑えてない子──閑無が話しかけてきます。
ここの二人の会話、何かわかりそうでわからない。
閑無は今の大将戦を見て、杏果が今まで本気を出していなかったのでは、と疑いを持ったようです。
それを否定しようとしたんだけどしくじった杏果。
それに傷ついた、というかショックを受けたような閑無は、無理に笑顔を作りつつ外に出ていきました。
自分を無敵と信じる友人のために、本気を見せなかった。
あたしが圧倒的に強いと、あいつは無敵なあいつでなくなってしまうから。
まとめ方下手ですが、要するにこういうふうにしか読めませんでした。
県大会へ
松江市大会決勝に進出したのはこの四校。さあ、また半年ぐらいかけて──
と思ったら、あれよあれよという間に この間、見開き×2、四コマで決着!
ドラ ① Ⅶ
慕の和了 ①①⑥⑦⑧六七八ⅠⅠⅡⅡⅢ Ⅲ ツモ
慕の和了 ①①⑥⑦⑧六七八ⅠⅠⅡⅡⅢ Ⅲ ツモ
順位 | 学校 | 選手 | 開始時 | 得失点 | 終了時 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 湯町中 | 白築 慕 | 30000 | +42900 | 72900 |
2 | ? | ? | 30000 | -9400 | 20600 |
3 | ? | ? | 30000 | -14700 | 15300 |
4 | ? | ? | 30000 | -18800 | 11200 |
松江最強(たぶん)の中学生・曖奈さん率いる万原中に一回戦で勝ってしまったので、決勝に敵は残っていなかった──という感じでしょうか。
一回戦で晩成を破ったら、その後あっさり全国出場を決めていた阿知賀を彷彿とさせますね。
この後判明しますが、総合二位はD卓優勝の
三位と四位は順不同というか順不明で浜乃木中(A卓優勝)と第一中(C卓優勝)。
ということで、
県大会進出校は
- 松江市 湯町中・揖夜中
- 出雲市 手引ヶ丘中・姫原中
- 江津市 菰沢中
- 太田市 櫛島中
- 益田市 比礼振中
島根にはあと浜田市、安来市、雲南市、それに郡部もあるので──
総勢何校ぐらいになるのかな?
人口比から言うとキリのいい十六までは行かない気もしますが…
というのも…
島根県 市と郡部の推計人口
- 松江市205946
- 出雲市171823
- 浜田市57511
- 益田市47156
- 安来市39156
- 雲南市38607
- 大田市34660
- 江津市24152
- 隠岐郡20431
- 邑智郡19179
- 鹿足郡13842
- 仁多郡12846
- 飯石郡4952
たぶん郡部の町村は近隣の人口の少ない市と合同で「市大会」を開いており、島根県大会の本戦出場校は上のリスト通り七校か、多くて八校になるのではないでしょうか。
あと、個人的に亜搖子先輩のセリフの出雲のルビが「いづも」になっていることに好感しました。
「出」はいづ、いで…と活用するダ行下二段なんだから、「いず」はおかしいんだよなー。単行本でもこのままがいいな…
さて、曖奈さんが注目しているのは江津市代表の
いつもの落ち着き払った表情ではあるけれど、そこと戦いたかったんでしょうね… ん?
たるんだ部活をよしとしてきたあなたがそれを言いますか…
このままでは惨敗するどうやら坂根先生に今のような指導方針を取らせることになった原因──トラウマの尾を踏みに行くことになるかと。
西の強き少女
風力発電の風車が立ち並ぶ海岸。潮風に吹かれてたたずむ少女に
ちひと呼びかける声。 先ほど曖奈さんの口から出た菰沢中の選手のようです。
アメか何かをくわえています。
試合中もやっててほしいですね。 これがちb…ちひこと千尋さん。
偶然でしょうけれど、二人とも咲-Saki-に出てくるアナウンサーと同名ですね。
どうやら菰沢中のエースらしいこの子は江津市大会をバックレていたもよう。
にも拘らず菰沢中は市大会に「3人補員で完勝」という。
これ、「五人のうち三人が補員というチーム構成にも関わらす、(レギュラー二人を含めた総力で)完勝した」ということなのか、「三人の補員だけで(三ポイントを挙げて)完勝した」ということなのか分かりづらいですが、後者じゃないかなーという気がします。
そんな強い補員よりもっと強いこの子が慕たちと同学年にいるのに、小学生大会では見かけなかった、その理由は
そういえば 松江市の代表は 湯町中ってとこでさという知子さんの報告に、ちひちゃんが反応します。
去年の島根の 小学生トップ4が 全員いるんだって
小学生はさー 松江の大会が 地区予選ってのが いけないよね
このへんからでも 松江って遠いのに 益田あたりの子は 参加する気にも なれないでしょ
※画像の文字が小さくて読みづらいかもしれません。
クリックで拡大するか、出典元を御覧下さい
クリックで拡大するか、出典元を御覧下さい
いま Googleマップで益田市役所→松江市役所をルート探索してみたら、走行距離170km!
車でも電車でも三時間程度かかるみたいです。
これじゃ確かに県西地域の小学生には参加しづらいでしょう。 その湯町中のトップ4とやらに、ということなんでしょうね。
あの夏と同じ場所
稲村家。閑無がいなくなったという連絡が入りますが…
…ほう杏果、このリアクション。 これは…閑無が閑無らしくなくなると現れる、不機嫌な杏果。
やだをぢさん怖い。
心当たりがあるからと、暗い中自転車を走らせ
その場所に向かいます。 このシルエット、左が杏果なのは間違いないとして、…真ん中の小さい影が閑無、右はなんか二人の過去にかかわる年長者、と見たんですが。
ただ、右の人は髪や立ち姿が今の閑無に近いようにも見えます。
真ん中の子は体が小さくてスカートをはいており、今の閑無とはイメージが全く違いますしね。
でもこれはふたりが小二の頃。
普通に女の子らしい女の子だった閑無を「あの夏」が変えたのかもしれない。
果たして、閑無はそこにいました。
閑無らしくない顔で…
(ビッグガンガンVol.10 第37話へつづく!)
シノハユ第7巻充塡率(適当)
コメント
コメント一覧 (4)
杏果は多くを語らない人なので、解釈が分かれそうな話ですよね。
個人的な印象としては、杏果自身の言うとおり手加減こそしていないものの、仲間への思いやりと責任感が求められる大将という役目が杏果の性格とマッチしたことで士気が高まり、個人戦以上の力を発揮したように見受けられました。
本編でたびたび描かれているとおり、ツモの良し悪しは思いの強さに比例しますし、杏果は自分の利益より他者への貢献を第一に考えるタイプなので。
また、シノハユは本編と比べてオカルト要素が少なく、そういった部分を考慮できる打ち手もまた数少ないため、杏果は己の力を把握できていないのかもしれません。
里生さんに褒められた時の「少しついてただけです」という返事は、謙遜ではなく過小評価だったとか…
コメント有難うございます。
おっしゃる通りだと思うんですが、ただ一点
「私は勝ったらダメだった?」
というセリフがなんか本当によくわからなくて、我ながら意味不明のことを書いてしまいました。
自分という人間の役割を、常に他者(ここでは閑無)にからめて考えてるということなんでしょうかね。
中学・高校と、人として、雀士として成長していく杏果を見ていきたいと思います。
かつて、閑無vsはやりんの試合会場まで来ていながら「見てない」と即答した子ですし(笑)
>「私は勝ったらダメだった?」
麻雀を始めた頃、惨敗に気が立っていた閑無に満直(しかもツモり四暗刻)で追い討ちをかけてしまい、チーム閑無崩壊の危機に繋がったことを気にしているのかもしれません。
他には、杏果はあくまで陰からの献身に徹し、閑無には「ただの連れ」と思われていたので、点数という明確な形で助けたらそういう関係を維持できなくなるのでは、と危惧したとか…
しかし38話の閑無は、杏果の実力を知ってむしろ一皮剥けた様子ですし、これからは一方的なフォローではなく互いに高め合う関係へと発展しそうで楽しみです。
コメント有難うございます。
返信遅くなってすみません!
コメントを拝読し、いい意味で自己顕示のカタマリのような閑無を陰からサポートする役回りに充足していた杏果が、団体戦を戦う中で自分の役割を変える、という分岐を発見して、あのセリフになったのかなと思い直しました。
無敵少女とそのツレ、という関係が変わっていくだろう今後の展開から目が離せませんね。