ちひゆずお風呂ポスター入手記念に柚子湯に入りたかったんですが、この辺のスーパーには柚子が売ってませんでした。
みかんと、なぜかネーブルオレンジだけ死ぬほど置いてあるんですが。
柚子の香りの入浴剤で妥協すべきか…
みかんと、なぜかネーブルオレンジだけ死ぬほど置いてあるんですが。
柚子の香りの入浴剤で妥協すべきか…
では以下、大好評発売中ヤングガンガン24号掲載の咲-Saki-第182局の紹介記事です。
ネタバレ注意でお願いします。
5~8位決定戦・副将戦(承前)
密室の少女たち
哩部長のリザベーションシックスは、仮眠室をパニックに陥れていました。 そろそろ産まれそうですね…今回の検閲は当局も一切の容赦無く、塗り濃度100%──どう液晶を傾けても何も見えません。
というか、お見せできません。
お分かりかと思いますが、クリック厳禁です。
そしてもう一つの仮眠室。

オーラスなのに、大将の竜華はずいぶんのんびりしています。
太ももに例のアレを注ぎこまなくていいんですかね。
あ、事後ってこと?
南四局一本場(承前) 親・哩 ドラ ⑦
さて、対局場。六巡目、ユキがリーチ。
その直後、哩部長は待望のメンホンチートイを聴牌しますが…
哩の聴牌
西西北北一二二五五八八白中 一
白中はどちらも生牌。西西北北一二二五五八八
發が三枚切れているので裏ドラ表示牌は中の方が確率が高く、白で待ちたいところです。
ここで、哩部長はなぜか中単騎を選択。
しかし
由暉子の手牌
ⅠⅡⅢⅢⅣⅤⅥⅦ⑤⑥⑦中中
なんと、中はユキの手に二枚あり、残り一枚しかありません。ⅠⅡⅢⅢⅣⅤⅥⅦ⑤⑥⑦中中
この極薄の待ちでユキの三面張に勝てるのか…?
しかも
浩子の手牌
三四六七八②③④⑦⑧⑨ⅤⅤ ⑤
三四六七八
絹恵の手牌
①②③ⅢⅣⅤⅥⅦⅧⅧ ④ 發發發
他の二人も好形で聴牌していました。二人とも、メンツをスライドさせて端寄りの牌を切っていますね。
しかし、この勝負は
哩の和了
西西北北一一二二五五八八中 中 ツモ
ラス牌を引いた哩部長の勝ち!西西北北一一二二五五八八中 中 ツモ
メンホンチートイツモ赤1の親っパネで
姫子のもとに三倍満相当の12翻キーがやって来ました。

現時点でこのリザベーションが6翻だと知っているのは哩部長と姫子だけなので

この「無駄」な警戒が新道寺にとって吉と出るか、凶と出るか──
家 | 学校 | 選手 | 開始時 | 得失点 | 終了時 |
---|---|---|---|---|---|
東家 | 新道寺女子 | 白水 哩 | 96900 | +19300 | 116200 |
南家 | 千里山女子 | 船久保 浩子 | 99900 | -6100 | 93800 |
西家 | 姫松 | 愛宕 絹恵 | 126200 | -6100 | 120100 |
北家 | 有珠山 | 真屋 由暉子 | 77000 | -7100 | 69900 |
南四局二本場 親・哩 ドラ 九
哩部長の連荘が続きます。五巡目、フナQに何切る問題が。
浩子の手牌
③④⑤⑤⑥ⅡⅢⅢⅥⅦ六七七 ④
ドラ表示牌が八なのでその一枚分薄い両面を嫌って六切り、が牌効率から見た正解ということですが、フナQが切ったのはⅡ…③④⑤⑤⑥ⅡⅢⅢⅥⅦ六七七 ④
鳴いた場合の広さや567の三色目を残す(あとタンヤオ確定)、という「理屈」ではなく、フナQの根拠はただ
六切りはなんかざわつくんやざわ…ざわ…
その皮膚感覚、大事にしたい。
数巡後、哩部長がリーチ。
哩の手牌
③④⑤⑥⑦⑧ⅠⅠⅠ二二三四七
役はリーのみですが、五ツモなら親満まで行きますね…③④⑤⑥⑦⑧ⅠⅠⅠ二二三四
フナQは哩部長の親リーチ相手に喧嘩する気はないようで、あっさりオリようとします。
が、その瞬間
浩子の手牌
③④④⑤⑤⑥ⅢⅢⅥⅦ六七七 五
絶好の五ツモ──しかも不要牌の七は哩部長のリーチ宣言牌で、現物。③④④⑤⑤⑥ⅢⅢⅥⅦ六
フナQ、踵を返して追っかけリーチ!
そして
由暉子の手牌
九九九ⅡⅡⅡⅢⅣⅤⅥ⑦⑧⑨?
ユキもリーチ。九九九ⅡⅡⅡⅢⅣⅤⅥ⑦⑧⑨
なんとドラ4の五面張!!ウラ次第では倍満までありますね。
ちなみに絹ちゃんもダマテン中(手牌不明)。
全員聴牌で大激突──!!
結果は

六を切っていたらこの和了りは無かったでしょう。
この半荘かなり削られていたフナQ、最後に一矢を報いました。
副将戦、決着です。
家 | 学校 | 選手 | 開始時 | 得失点 | 終了時 |
---|---|---|---|---|---|
東家 | 新道寺女子 | 白水 哩 | 116200 | -9200 | 107000 |
南家 | 千里山女子 | 船久保 浩子 | 93800 | +18600 | 112400 |
西家 | 姫松 | 愛宕 絹恵 | 120100 | -4200 | 115900 |
北家 | 有珠山 | 真屋 由暉子 | 69900 | -5200 | 64700 |
成績
順位 | 学校 | 選手 | 開始時 | 得失点 | 終了時 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 新道寺女子 | 白水 哩 | 95500 | +11500 | 107000 |
2 | 姫松 | 愛宕 絹恵 | 111300 | +4600 | 115900 |
3 | 有珠山 | 真屋 由暉子 | 61900 | +2800 | 64700 |
4 | 千里山女子 | 船久保 浩子 | 131300 | -18900 | 112400 |
絹ちゃんは対局中に成長し、漫とともに姫松の次期エースになり得るポテンシャルを示してくれました。
この中で唯一の一年生・ユキは頑張りました。でも哩部長を筆頭に、他が強すぎた…
フナQ、最後の倍満で意地を見せましたが、ちょっと実力が発揮できなかったかも。
私たちの時空でもう一年半ほど続いている5決ですが、次回からいよいよというか、ようやく大将戦です。
四校とも、悔いの残らない戦いを見せてほしいですね。
(12月15日発売ヤングガンガン№01 第183局へつづく!)
咲-Saki-第18巻充塡率(適当)33.3%
コメント
コメント一覧 (10)
柚子湯のシーズンは冬至(今年は22日)なので、その頃になればご近所さんも入荷するかも。
やっぱり本物のゆずとお風呂に入りたい(意味深)ですもんね!
姫子の描写何度も出てくるのはキツイです…割と真面目に
とはいえ試合の方は、締めにふなQのいい打ち筋が見られて大満足でした。
中盤不運に見舞われて凹んでしまいましたが、分析と感覚を柔軟に使い分けて場に向き合う姿は大変クール。
※1様
姫子だけの話…じゃないですよねー。
もう「はいてない」マンガとして読むしかないのか…
※2 K@DS様
フナQはもっとやれる子だと思うんですけどね。
結果は今少し不満ですが、※3様の仰るように最終局はカッコよかった。
柚子は過去に見かけたことがあるはずなのですが、それはたぶん冬至近辺だったんでしょうかね。
もう少し我慢します!
※3様
まあ副将戦も終りましたし、ビビクンについては立先生もやりつくされた事と思います。
あぐり先生ぐらいがちょうどいいバランスなんでしょうけど。
フナQはそのうち怜-Toki-の方にも顔を出して、クールなところを見せてくれるでしょう。
単行本で五を赤く修正するのかな?
コメント有難うございます。
ん?あああっ、私の文章だと確かに7翻ですね。またやっちゃった…
残りの1翻は「一発」だと思います。記事も修正しておきますね。
まだ本誌を読んでいなかったので掲載ミスだと思ってしまいました。お恥ずかしい
やはり血は争えない。
そして5決の目的が “今後” である以上、試合終了間際であろうとも新たな才能に目覚めるのは決して無意味ではないんですよね。すばら!
今までの流れだったら(7だったら出上がりできないから)「ダマってことは6翻…」って考えそうなのに
※7様
いえこちらの不注意が原因ですので…すみませんでした。
※8 K@DS様
インハイ団体戦は咲-Saki-という物語の、ほんの序章に過ぎなかった──
※9様
中以上に優秀な単騎候補が来たらリーチをかける予定だったけど先に中をツモってしまったのかも、とか。
出和了りはスルーするつもりだったのかも、とか。
いろいろ可能性がありますし。
絶対に7翻は狙っていない、と断言できない以上、最悪のケースを考えておく、ということかと。