では以下、大好評発売中ビッグガンガン12号掲載のシノハユ第39話紹介記事です。
ネタバレ注意でお願いします。
質屋、初めて勝利を得たるの事
前回のラストから、まさかの続き。なぜかラーメンを作りに来た質屋さん、慕への挑戦状を叩きつけます。 なぜ質屋さんは慕に勝とうとするのか。
慕の親戚の人へのアピールなのか、料理道を行く者として慕を目標にしているのか、年下に負けたくないという安いプライドなのか。
私も家族分のラーメン作ったことがありますが、あれは段取りに慣れてないと大変ですね。
質屋さんはラーメン三人前をパパッと盛りつけたようです。
いざ、実食── おや自己紹介ですか?
慕はあっさりと敗北を認め、これで質慕の料理対決スコアは一勝八敗に(by 質屋)
食後しばらく三人でまったりとしてから、質屋さんは帰り支度。
明日、知り合いの結婚式があるとのこと。
慕もいつか嫁に行くということを思い、複雑な気持ちになる親戚の人に はぅっ!
一瞬際どいセリフ言わせやがって…
いつの間にか質屋さんは帰っていました。
亜搖子先輩、慕後輩を殺さんとするの事
一番乗りを期待して部室に入ると、 この早起きチキンならぬコックレース!このままでは早起きインフレが起こるぞ…
慕のすぐあとに、亜搖子先輩がやって来ました。
練習のためではなく、この場所で受験勉強をするために。
練習する下級生たちを尻目に勉強に集中していく亜搖子先輩。
お茶を持ってきてくれた慕に、牌の音が聞こえると落ち着くんだ、と言って、問わず語りに昔話を始めます。
中学に入った時、部活が必修なので楽そうな麻雀部を選んだこと
サボることばかり考えていたけれど、熱心な先輩を眺めるのが好きだったこと
その先輩が去年、個人戦で市大会を突破したけれど、県大会では菰沢中の一年生にボロ負けしたこと
ああこりゃ慕がフォローを入れようとした瞬間、
私には無理な世界だって…
あきらめちゃったよ
慰め言ったら殺す…… そう言って、風の吹きこむ窓から、外を眺めるのでした。
が、その窓が開いているのを見てあまりご機嫌のよろしくなさそうな大人が一人…
やがて立ち籠める雨雲。 放課後、顧問の坂根先生が、今日の部活の休止を命じます。 この人はなぜ、指導をボイコットするだけではなく、強くなろうとする生徒たちを積極的に抑え込もうとするのでしょう。
市大会後に部員たちに言った「このままでは惨敗する」は、「このまま」を肯定する言葉ではありませんよね。
いったい何がしたいのか、まじめにわかりません。
早く君の気持を知りたいよ…
先生が去った後、部員一同、部室を出ます。
一年生はロビーに集まって、今日の練習の相談。
杏果がネット対戦を提案すると──雨が降り出しました。
傘を忘れた玲奈に杏果が自分のを貸し、杏果ははやりん(13)の傘で送ってもらうことになりました。
杏果の家の近くにバス停があるので。
はやり(13)、深謀を杏果に告ぐるの事
ここはね、小一時間眺めていても飽きませんな。相合傘の美少女ふたり。
しかもこれまで二人きりのシチュエーションが無かった(と思う)、新鮮なカップリング。
しかもミニスカート。
ああ…ああ…たまらん!
閑無から聞いたのでしょう、杏果が今後は部活を中心にしていくんだってねと話しかけると、はやりん(13)は自分の考えと気持ちを理路整然と語り始めます。
- 大都市部に比べて学校数が少ないので、島根はインハイへのハードルが低い(建前)
- 湯町のみんなと一緒にいたい、特に慕ちゃんのことはもっと見ていたい(本音)
そしてここで嬉しいお知らせ。
そうだ 今度なんでも美月さんが常日頃から言ってるそうで。
杏果ちゃんちの旅館に泊まりにいくね
こんなに楽しみな温泉回(断定)、滅多にないぞ…?
麻党、師に直訴せんとするの事
その夜。ネット対局のメンツがなかなか揃わず、慕、閑無、杏果の三人でグループ通話。まともに練習できない現状に業を煮やした閑無が意を決して 翌日、一年生五人で職員室に乗り込みます。
が、坂根先生は年休でいませんでした。
もう一人の顧問、中村先生は こんな調子です(フキダシまで震えているじゃないか)
THEヤバイ
(ビッグガンガンVol.01 第40話へつづく!)
シノハユ第8巻充塡率(適当)47.6%
シノハユ第7巻充塡率(適当)100.0% ←12月24日発売決定!!
コメント
コメント一覧 (2)
小学生時代のはやりんのドラマはまふふへの憧れがメインで、横の繋がりが少なかった分、中学生編で皆と親睦を深めていくのはいいですね。
杏果もこういう経験が多いほど、団体戦でより力を発揮しそうですし。
おまけに温泉でしっぽり(意味深)とな!? しかも一夜を共にすると言い切ってるじゃないですか!
あと杏たんイェイ~♪
コメント有難うございます。
なかなか大会が始まらないけれど、その間のエピソードがこうして丁寧に描写されるのがありがたく、嬉しくもあり。
本記事の更新日は杏果の誕生日でしたね。
一言触れておこうと思ったまま、例によって書き忘れてしまいました…