このブログ、立-Ritz-の紹介記事は一つも書かなかったし、咲日和も書いてないのは記事を書く時間が取れないだろうと思って、のことです。
怜-Toki-は第1局と言うことで記念に書きますが、毎月はとても書けないと思います。
時間のかからないような記事の書き方ありませんかね…

以下、大好評発売中ビッグガンガン07号掲載怜-Toki-第1局の紹介記事です。
ネタバレ注意でお願いします。 
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蓮のつぼみ。
怜は蓮根だった──?

春。新学期。
ランドセルが大きく見える、どう見ても低学年のその子の新しいクラスは、5年1組でした。

クラスになじめない、というかなじむ気がなさそうなアンニュイなその子に、突然
第壱局



強、襲来
おはよ
園城寺(おんじょうじ)さん

清水谷(しみずだに)竜華(りゅうか)
卒業までよろしく
その子は、
点呼で先生が「えんじょうじ」と間違ったのを速攻訂正する。
(とき)という下の名前まで知っている。
班決めで一番に指名してくる。
何より、
親し気に話しかけてきて、それを面白く思わないクラスメイト達の視線が痛い…

下校時刻。
静かで穏やかな省エネ学校ライフを夢見てたんやけど
ままならんなぁ
ため息をつきながら歩いていると、
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逃げても、追って来る。

巻いたと思ったら、背後にいる。

あきらめて、公園で遊ぶ。
滑り台にビビッていると、手を重ねてきて
一緒に滑ろか?
胸元に光る、首飾り。
深い赤色
奇麗や

思い切って、尋ねてみる。
なぁ
なんで私なん?
はぐらかすような答え方をされて、
別の質問をしてみる。
清水谷さんはなんで私のこと知っとるん?
今までクラス同じになったことすらないやろ?
すると、さっきの赤いペンダントを握りしめて、
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ここ、何て言ってるんでしょうね?
三千通りぐらい考えましたが、ブログに載せるには多すぎると思い、三つに絞りました。
…だってすごく
むにむにしてるから
…だってすごく
トムに似てるから
…だってすごく
エロチシズムに精通してそうな子やなーて思たから
まじめに言うと、1ページ目のモノローグと考え合わせれば何となく察せられるわけですが、まあそれは別に書かなくてもいいよね…

この時突然、「清水谷さん」は、「園城寺さん」に
なぁ
うちら『友達』にならへん?
と申し出ます。

戸惑いと、少し紅潮する頬。

すると、たたみかけるように、
ただ
ひとつ約束して
絶対に
私の『大切な人』にはならへんって
私たちはおままごとの
『お友達』
おもしろそうやろ?
冷めていく心。

「持ってる人間の気まぐれなお遊び」と取った。

だから、
わかった
ただし
私かて『竜華ちゃん』のこと
私の『大切な人』にはせーへんからな
と、答えた。
ありがとう
これからよろしく
『怜ちゃん』
こうして二人は「お友達」になりました。
(第2局へつづく!)
怜-Toki-第1巻充塡率(適当)18.0%

【おまけ】ミニ探訪
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これはうちの近所の公園から見える、土浦名産蓮根畑。
この下に裸の美少女が眠っていると聞いて、撮影にやってきました。

「と、ときたん(小声)」デュフッ

呼びかけに応じる様子はなく、私の見たところ……いませんでした。
つーかまだほとんどつぼみも出てない。
──撤収!


【謹告】

1ページ目のアレ、よく見たら蓮じゃありませんでした。
つぼみの形がよく似てるんでそう思い込んでしまいましたが、葉っぱが全然ちゃうやん…。
お詫びして訂正します。