「はうぅ…すこやん可愛いなあ」
十一月初め、茨城在住の底辺ブロガー 某N・S氏はいつものように小鍛治健夜画像を飽きることなく検索しつつ、深いため息をついていた。
「何度も高浜に行ったのに一度も会えなかった…」
次元を超えたこの思いが彼女に通じることは無い。
それでも…それでも、思いは止まらない。
「ったく、いい年した大人がみっともないぞ!」
「ふゎっ、だだだだだだだ誰ですか!? どっから…」
「ココだよ」ヒラヒラリ~
「…なんだこれ。喋る虫?」
「虫じゃないよ妖精さんだよ」=3
「ようせ…どっかで見た顔だけど」
「もんもんしてないでさ、出来ることをやるんだよ」*'``*:.。. .。.:*・゜゚・*
「そんなこと言われても、俺には何もないんだ。…何も。もうすぐ好きな子の誕生日だというのに、先月大きい買い物してお金も無いんだ」
「キミの好きな人って、すこやんでしょ」ムヒッ
「うぁああなぜそれを」キャーキャー
「まあ正直思った以上につまらない茶番はこの位にして、本題に行こうか」
「はい」
「すこやんのために、誕生ケーキを作ろう♪」
「イエー(棒)」
「HEHE、あたしは Coco。スイーツ王国から来たスイーツ精霊 だよ♪」
「え!」
十一月初め、茨城在住の底辺ブロガー 某N・S氏はいつものように小鍛治健夜画像を飽きることなく検索しつつ、深いため息をついていた。
「何度も高浜に行ったのに一度も会えなかった…」
次元を超えたこの思いが彼女に通じることは無い。
それでも…それでも、思いは止まらない。
「ったく、いい年した大人がみっともないぞ!」
「ふゎっ、だだだだだだだ誰ですか!? どっから…」
「ココだよ」ヒラヒラリ~
「…なんだこれ。喋る虫?」
「虫じゃないよ妖精さんだよ」=3
「ようせ…どっかで見た顔だけど」
「もんもんしてないでさ、出来ることをやるんだよ」*'``*:.。. .。.:*・゜゚・*
「そんなこと言われても、俺には何もないんだ。…何も。もうすぐ好きな子の誕生日だというのに、先月大きい買い物してお金も無いんだ」
「キミの好きな人って、すこやんでしょ」ムヒッ
「うぁああなぜそれを」キャーキャー
「まあ正直思った以上につまらない茶番はこの位にして、本題に行こうか」
「はい」
「すこやんのために、誕生ケーキを作ろう♪」
「イエー(棒)」
「HEHE、あたしは Coco。スイーツ王国から来たスイーツ
「え!」
スイーツ精霊(スピリッツ)
精霊界にある「スイーツ王国」の宮廷パティシエになるために人間界へ修行にやって来ている精霊。ある程度の年齢まで成長すると背中に羽根が生え、飛行が可能になる。また、羽根は収納可能で、その状態で飛行することも可能。スイーツ精霊に選ばれて付いた人間のみが見ることができる。Wikipediaより
Et framboise はじめに
ガトーショコラをベースにしたオリジナルケーキです。
あと、昨年から生産量が減っている影響でスーパーなどでバターが入手困難になっているのを踏まえ、生クリームからバターを作る方法も併せてご紹介します。
〖生地〗
卵黄>>3個分(約40g)
砂糖(ヴェルジョワーズ)>>25g
薄力粉(天ぷら粉でも可)>>50g
グランマニエ(ブランデーなどでも可)>>15g
製菓用ココア>>30g
ビターチョコレート>>100g
無塩バター>>100g
〖無塩バター〗
生クリーム>>約200g
〖メレンゲ〗
卵白>>3個分(約120g)
砂糖(グラニュー糖)>>40g
〖デコレーション〗
麦チョコ>>適量
マスタード(辛いの無問題な方は和辛子でも可)>>適量
水飴>>適量
胡椒>>適量
グラニュー糖>>適量
ダークチェリーソース(今回は黒蜜で代用)>>適量
管理人はギリギリ入手できたので今回は作っておらず、写真がありません。
ので、ここは文章だけです。
バターが無い時は、ケーキ用マーガリン、バター風マーガリンなどでも代用できますが、せっかくなので手作りバターに挑戦します。
バターが完成したら室温に置き、もし余ったら冷蔵庫へ。
作業の途中、オーブンの予熱(170℃)を始めるタイミングを外さないようにしましょう。
NSの場合、メレンゲ作りの直前辺りで予熱を始めています。
初めに作ったシュクレフィレは前項の写真のように白く綺麗にできたんですが、ほんの30分ほど目を離していた隙にべたべたになってしまって…残りを温め直したらカラメル化して、茶色になってしまいました。
ま、まあ焦がし葱ということで!
濃厚なチョコレートとスパイシーなソースの組み合わせが自慢の一品です。
納豆好きなすこやんが喜んでくれたら、それはとっても嬉しいなっとぅ
おしゃれな見出しリボンのデザインは SQUEEZE - Web Design Studio -様の記事を参考にさせていただきました。
ここに記して御礼申し上げます。
因みに見出し中のフランス語はBGMの中に出てくる合の手などを並べただけで、記事の内容とは関係ありません。雰囲気雰囲気。
あと、昨年から生産量が減っている影響でスーパーなどでバターが入手困難になっているのを踏まえ、生クリームからバターを作る方法も併せてご紹介します。
【管理人からのお知らせ】
本記事をお読みになるときは、こちらのBGMの再生を推奨します。
!Courage! 材料を揃えよう
〖生地〗卵黄>>3個分(約40g)
砂糖(ヴェルジョワーズ)>>25g
薄力粉(天ぷら粉でも可)>>50g
グランマニエ(ブランデーなどでも可)>>15g
製菓用ココア>>30g
ビターチョコレート>>100g
無塩バター>>100g
〖無塩バター〗
生クリーム>>約200g
〖メレンゲ〗
卵白>>3個分(約120g)
砂糖(グラニュー糖)>>40g
〖デコレーション〗
麦チョコ>>適量
マスタード(辛いの無問題な方は和辛子でも可)>>適量
水飴>>適量
胡椒>>適量
グラニュー糖>>適量
ダークチェリーソース(今回は黒蜜で代用)>>適量
Bon-appetit! バターを作ってみよう
*バターが入手できれば、この項は飛ばして下さい。管理人はギリギリ入手できたので今回は作っておらず、写真がありません。
ので、ここは文章だけです。
バターが無い時は、ケーキ用マーガリン、バター風マーガリンなどでも代用できますが、せっかくなので手作りバターに挑戦します。
- ホイップ
- 冷蔵庫で冷やしておいた金属製のボウルに生クリームを入れ、氷水を当てながら電動ミキサー[高速]で3~5分、固めのツノが立つまで泡立てます。
- ステア
- 氷水を外し、ミキサーの回転速度を[中速]にして更に10分ほどかきまぜます。
- ごろっとした乳脂肪の塊ができてきたら、[低速]にしてゆっくりとかきまぜます。
- スクイーズ
- 脂肪分が完全に分離したらガーゼなどで濾し、手で優しく水分を絞り出します。
バターが完成したら室温に置き、もし余ったら冷蔵庫へ。
Hare hare meringue 生地を作ろう
焼きの準備として、ケーキ型にクッキングシートをセットしておきます。作業の途中、オーブンの予熱(170℃)を始めるタイミングを外さないようにしましょう。
NSの場合、メレンゲ作りの直前辺りで予熱を始めています。
- 粉の準備
-
薄力粉とココアを篩にかけておきます。 - この作業を怠るとどうしてもダマができて、いかにも素人っぽい、粉臭いケーキになってしまいます。
- チョコレートの湯煎
- 砕いたチョコレート100gとバター100gを湯煎にかけ、混ぜ合わせます。
- 適温は40~50℃。まあ、レンジの方が手軽ですけど。
- 混ぜ終わった後も、湯煎に当てておくか、レンジで保温します。
- ここで保温しておかないと、生地に混ぜ込むときにチョコレートが固まってしまい、すべてが台無しになりますよ!
- 卵黄ベース
- 卵黄と卵白をそれぞれ大きめのボウルに分け入れ、卵白は冷蔵庫に入れておきます(ほんの数分ですが)。
- 卵黄をほぐしてヴェルジョワーズ25gを加え、泡立て器で白っぽくなるまでかき混ぜます。
- 右上の写真に写っているのはお気に入りの手回し式ハンドミキサー。
- 気分はコークスクリュー女子高生です!
- メレンゲ
- 卵白を冷蔵庫から取り出し、メレンゲを作ります。
- 温度が低いほどよく立つので、氷水を当てるか、暖房のない寒い部屋で作業するのがお奨めです。
- 電動ミキサー[高速]で、円を描くように泡立てていきます。
- 途中2~3回ミキサーを止め、その都度砂糖を加えます(一気に入れると泡が潰れてしまうことがあります)。
- 生地を合わせる
- まず、3.に2.とグランマニエを加えてよく混ぜます。
- 更に1.の粉を加えて、全体が漉し餡のように黒くなるまでよく混ぜます。
- ここはもたもたしているとチョコレートが冷えて生地がどんどん固くなってしまうので、大急ぎで。
- メレンゲを合わせる
- 最後にメレンゲを加えます。ここが最大の難所です。
- まずメレンゲをひとすくい5.に入れ、生地にメレンゲをなじませます。
- 均一に混ざったらホイッパーをゴムべらに持ち替えます。
- 残りのメレンゲを加え、今度はざっくりと、しかしメレンゲの筋が残らないように軽く、底を返すように大きく混ぜていきます。
- ここで混ぜ過ぎてしまうとチョコレートに弱いメレンゲの泡が消えてしまうので…
- 生地ができました。ん、…まあまあかな。
J'ai reussi 焼成
- 生地を型へ
- 前項で作った生地をケーキ型に流し込みます。
- 生地がボウルに残らないように、ゴムベラを使って手早く搔き落とします。
- 入れ終ったら、型のへりをトントンと叩いて気泡を逃がしてやりましょう。
- いよいよ焼くよ
- 1.を天板ごと170℃のオーブンへ。
- 10分ほどして生地の表面にうっすらと膜が張ったところでいったん取り出し、手早く麦チョコをふりかけます。
- 大急ぎで戻したら、残り30分ほどで焼き上がります(計40分)。
- この焼き上がりを待つ時間は至福の一語に尽きます。
- 部屋中に立ち込めるチョコレートとオレンジの濃厚な香りが、うらぶれ穢れきった心を癒してくれるのです。
- ケーキが焼けたら
- 竹串を刺して何もついてこなければ焼き上がりです。
- 型ごと30cmの高さから落とし、ショックを与えます。
- 熱いうちに型から外し、網に乗せて粗熱を取りましょう。
- 冷めたらラップをかけて、最低一晩は冷蔵庫で寝かせます。
- これでガトーショコラとしては完成ですが、特別な人のためにもうひと手間かけたいと思います。
Le sourire d'un ange デコレーション
- ソース二種
- ダークチェリーソース チョコレートに合うダークチェリーソースをぜひ作りたかったんですが、ダークチェリーの缶詰が入手できなかったので、レシピは下記のリンクで。
- マスタードソース マスタードは着色用、実は主役は胡椒です。
COOKPAD:ダークチェリーソース
本記事の撮影用には黒蜜を使っています(泣)。
水あめに黒胡椒(適量)と粉マスタード(微量)を混ぜるだけ。
- シュクレフィレで高級感を
- ■この作業は直前にします。■ 時間を置きすぎるとべたっとなってしまうので気をつけます。
- 小鍋にグラニュー糖と水を適量入れます。
*適量というのは、レシピによって[湿らせるくらいでいい]~[ひたひたにする]、までいろいろな説があるので、本当に適当です。 - 鍋を強火にかけ、水分が抜けるまで煮立たせます。かるくゆすってとろみを感じたらすぐに火から下ろし、濡れ布巾で鍋底を一瞬冷やします。
- フォークで掬い取り、アルミ箔などに垂らしてみてぽたぽたと落ちるようならまだ少し熱いのでもう一度濡れ布巾で冷やします。
とろ~んと落ちるようなら今がその時! - 並べた割箸の上でフォークを振り、糸を架けていきます。
Hare hare meringue できました
切り分けたケーキにソースをかけ、シュクレフィレを飾りつけたら、はい完成です。命名 Gnâteau au chocolat(ナトーショコラ)
麦チョコは納豆、ソースは醤油と辛子、シュクレフィレは葱に見立てています。初めに作ったシュクレフィレは前項の写真のように白く綺麗にできたんですが、ほんの30分ほど目を離していた隙にべたべたになってしまって…残りを温め直したらカラメル化して、茶色になってしまいました。
ま、まあ焦がし葱ということで!
濃厚なチョコレートとスパイシーなソースの組み合わせが自慢の一品です。
納豆好きなすこやんが喜んでくれたら、それはとっても嬉しいなっとぅ
おしゃれな見出しリボンのデザインは SQUEEZE - Web Design Studio -様の記事を参考にさせていただきました。
ここに記して御礼申し上げます。
因みに見出し中のフランス語はBGMの中に出てくる合の手などを並べただけで、記事の内容とは関係ありません。雰囲気雰囲気。
コメント
コメント一覧 (4)
それにしてもCocoちゃんかわいい
コメント有難うございます。
実はこの記事、まそさんのSS《末原「チョコをつくろうかと思うんやけど……」 由子「おまかせなのよー」》が記憶にあったのでやってみる気になったんです。今読み直したらそちらはレジュールという、ふんわり系のガトーショコラのようですね。
Cocoは14巻のおまけ漫画のこーこちゃんに、体を描き足しました。
これからも更新頑張ってくださいっ
元気なコメント有難うございます!
頑張って更新しますっ
(うつった)